工藤さんは非日常好きな女子！3

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ピラミッドを守っていたバリアは、
ムゲンドラモンによって遂に全て破壊されてしまった。
空腹が満たされたムゲンドラモンに、鳴き声だけで勢いよく後方に吹き飛んでしまうクロスハートメンバー。

圧倒的な強さを前に、
ただ見ていることしか出来ない状況だ。



ドルル｢なんてパワーだ…！こんなやつを相手に、どうやって戦えばいいんだ！？｣

シャウ｢へっ、こんなやつ俺一人で充分だ！！バアルモンをぜってぇ助けてやるぜぇ！！！｣

アカリ｢シャウトモン！？｣

ｷｭｰﾄ｢さっきと言ってることが逆だッキュ！｣



シャウトモンの技、ラウディロッカーは見事に命中。
だが全く効いていないようで、
ハエを叩くように踏み潰されてしまった。
他のみんなもシャウトモンに続いて攻撃をしようとするが、いとも容易くやられてしまった。



『みんな！！あと少しだけ頑張って…！あと少しで………バアルモン…？』

バアル｢俺なら、もう大丈夫だ…戦え、少女…みんなと共に……｣

『で、でも…！』

バアル｢行くんだっ！お前は仲間を失うな！！…いいな？A…｣

『バア、ルモン……』

バアル｢俺のことは心配するな、だいぶ調子が戻ってきたからな…。｣

『…わかったよ、みんなの所に行ってくる。そこで待っててね！』

バアル｢…。｣






あぁ、やっと俺にもわかったような気がする…

力を求めるだけが、戦士じゃない。

力は “仲間” のためにある。

その“絆”こそが、戦士の光。


俺にも……やっと…………！







『みんなお待たせっ！！用意はいい？！

デジクロスするよっ！！！』

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