工藤さんは非日常好きな女子！3

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ｷｭｰﾄ｢ｷﾞｭｩｳｳｳ！！！｣

アカリ｢きゃあ！？｣

ｾﾞﾝｼﾞﾛｳ｢おいっやめろ！！｣

『アカリちゃん大丈夫！？…ねぇみんなやめて！！』



強く呼びかけるけど、
私の声は全く届いていないみたいだ。
低い声で唸って私達を睨みつけている…
まるで獲物を狙う猛獣みたいだ。



バアル｢無駄だ…！もうやるしか、｣

『まって！それはやめて！！』

バアル｢何故だ！？やらなければやられるんだぞ…！｣

『それでも！！もう2度同じことを起こしちゃダメなんだ！！仲間を倒すとかできな…うわあ！？』

アカリ｢Aさんッ！！｣

リリス｢ﾌﾌﾌｯ…！面白いでしょう？これがこの世で最も残酷なshowよ！｣

バアル｢この笑い声は…！｣

『みんなやめてっ痛いよ…！！』

リリス｢ホホホッ、そのまま仲間にころされるがいいわ！このイーバモンの幻惑技を受けた者は、周りがみんな敵に見えて殺しあうのだから…！！｣

バアル｢…！！！｣



ﾊﾞﾝｯ！！！



『あっ、み、みんなの動きが止まった…！』

リリス｢何をしているのバアルモン…！？｣

バアル｢探したぞリリスモン…あのイーバモンとやらを使ってサンドゾーンを……俺の仲間をめちゃくちゃにしたのは貴様だな！！？｣

リリス｢お前…まさかここの戦士の生き残りとでも？｣

バアル｢お前の卑劣な罠にはまってらしんでいった戦士達の恨み、晴らさせてもらうッ！！！｣



あのイーバモンってデジモンの所為で
バアルモンの仲間とシャウトモン達が…！！



リリス｢あんまりしつこく纒わり付くからおかしいとは思っていたけど……でも、残念だったわね。｣

バアル｢なに………！？｣

リリス｢だって貴方は…ここでしぬんだから！！！｣




リリスモンの長くて鋭い爪が、
バアルモンのお腹に突き刺さった。

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