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『な、にこれ…赤いシミがあちこちに…』
バッグモン「ここは特にボロボロですね…。」
バアル「………ここが、あの悲劇が起った場所だ。ここで全滅した…っ」
バッグモン「いったい、誰がそんなことを…」
バアル「やったのは……………俺だ。」
『えっ…!?』
──────
《女神様は俺の祈りなど聞いてはくださらない!!俺は女神の戦士として認められてはいないんだ…っ》
《バアルモン…》
《俺が手を翳しても、女神様の像は光らない!微笑んではくれない!1度もだ!!》
《俺は頑張って強くなったのに!アンタの次に強いのは俺なのに!!それでも…それでも…俺は女神の戦士には、なれないんだ……っ》
──────
バアル「…赤いクロスローダーの少女、お前に女神は微笑みかけた。それは、お前をころすなというメッセージかもしれない…。あの時、初めて女神が俺に話しかけた気がした。」
『バアルモン……』
私はバアルモンの話を静かに聞くことしか出来なかった。
この場で言っていい言葉が見つからないのだ。
バアル「俺は仲間達を…女神の戦士団を滅ぼした…それは恐ろしい悪夢のような出来事だった……。」
額につけられた呪いの印と、
不気味な音によって何者かが戦士団を互いに
ころしあうように仕向けて、
仲間だったはずのみんなが襲いかかってくる。
そんなの想像したくない。
バアルモンは、それを嫌でも経験してしまった。
『仕向けたってことは…』
バッグモン「誰かが罠を仕掛けたってことですよね。」
バアル「そうだ。俺は今、バグラ軍に協力してはいるが、それはその罠を仕掛けた奴を探すためにしている事だ。」
『…ねぇ、私もその事件の犯人探し、手伝うよ!』
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ロイド・ナルハ(プロフ) - anemoneさん» anemoneさんありがとうございます!お返事が遅くなってしまいすみません(汗)これからも気長に更新を待っていただけると嬉しいです。よろしくお願いします( " . .)ペコ (2022年11月6日 0時) (レス) id: a0fdd2e6b5 (このIDを非表示/違反報告)
anemone - 初めまして!クロスウォーズの夢小説を執筆して下さり、ありがとうございます!こういった作品は殆ど見つからないので、ファンの方に書いていただけてとても嬉しいです。応援しています^ ^ (2022年7月17日 3時) (レス) @page31 id: a839db181a (このIDを非表示/違反報告)
ミヤチ - コロナにはお互い気をつけましょう。また待ってます (2022年2月21日 1時) (レス) id: ebd2c00081 (このIDを非表示/違反報告)
ロイド・ナルハ(プロフ) - ミヤチさん» ミヤチさんありがとうございます!学校がお休みに入ったので、更新をどんどんやっていこうと思ってますm(*_ _)m (2022年2月18日 18時) (レス) id: a0fdd2e6b5 (このIDを非表示/違反報告)
ミヤチ - 一気読みしました。面白かったです続き待ってます (2022年2月3日 14時) (レス) @page29 id: ebd2c00081 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ロイド・ナルハ | 作成日時:2021年5月16日 18時