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94. ページ14

『うーん……いたた…』

バッグモン「!よかった…もう目を覚まさないんじゃないかと思いましたよ…!」

『うっ…身体中痛いし、よく無事だったな私……。』

バッグモン「そして、僕らはとても深い所まで落ちてしまったみたいです…。」



ふと左手首に付けたリスターを見て、
連絡できないかと試みた。
幸い無傷で壊れている様子はないが、
バッグモンの言う通り、深い所に落ちたからか
全く繋がらない。みんなは大丈夫かな…?

顔を上げると、前方にさっきの女神像がいた。
一緒に落ちてきたのだろう。
女神像がいる場所にだけ、柔い光が差し込んでいる。
それはまるでスポットライトみたいで、
とても神秘的に見える。

私は少しだけ女神像に近づいて、
柔らかく差し込む光に向けて手を伸ばした。
すると、像と私の体が白い光に包まれた。



『な、何これ……!?』

バアル「戦士の光…」

『ひっ!?ビックリしたぁ…!』



驚く私を気にせず、
バアルモンは女神像に頭を下げる。



バアル「…お前は女神に認められた。女神の戦士となったのだ。」

『女神の、戦士…?』

バアル「このサンドゾーンは、昔女神の戦士と呼ばれる者に治められていた。選ばれるのは、“勇気”と“正義”の心を持った者…それが、エンジェモンを師と仰ぐ、選ばれし戦士だ。
…まさか、新たな戦士が生まれるとはな…。」

『ねぇ、その選ばれた戦士ってどんな人…いや、デジモンなの?』

バアル「彼らは堅い友情と信頼で結ばれた最高の戦士だった。」

バッグモン「…貴方、やけに此処の事詳しいですね。」

バアル「……」

『わっ、また地震…!?』

バアル「ここにいてはまずいな……来い。」

『う、うん!』

95.→←93.



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ロイド・ナルハ(プロフ) - anemoneさん» anemoneさんありがとうございます!お返事が遅くなってしまいすみません(汗)これからも気長に更新を待っていただけると嬉しいです。よろしくお願いします( " . .)ペコ (2022年11月6日 0時) (レス) id: a0fdd2e6b5 (このIDを非表示/違反報告)
anemone - 初めまして!クロスウォーズの夢小説を執筆して下さり、ありがとうございます!こういった作品は殆ど見つからないので、ファンの方に書いていただけてとても嬉しいです。応援しています^ ^ (2022年7月17日 3時) (レス) @page31 id: a839db181a (このIDを非表示/違反報告)
ミヤチ - コロナにはお互い気をつけましょう。また待ってます (2022年2月21日 1時) (レス) id: ebd2c00081 (このIDを非表示/違反報告)
ロイド・ナルハ(プロフ) - ミヤチさん» ミヤチさんありがとうございます!学校がお休みに入ったので、更新をどんどんやっていこうと思ってますm(*_ _)m (2022年2月18日 18時) (レス) id: a0fdd2e6b5 (このIDを非表示/違反報告)
ミヤチ - 一気読みしました。面白かったです続き待ってます (2022年2月3日 14時) (レス) @page29 id: ebd2c00081 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ロイド・ナルハ | 作成日時:2021年5月16日 18時

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