【すとぷり】苺=恋愛の証【るぅと】【学パロ】

狂う ページ7

【A】

み、みんなは知り合いなのかな？？

私があわあわしていると、黄腹くんにこう言われる。

「大丈夫？南さん、僕の卵焼き食べます？？」

「るぅとくん、Aちゃんと怪しい関係なの？バレバレだよ(笑)」

ジ(？)「うるせええええええええ！！」

(るぅとの声真似をしたジェルでした)


「……卵焼き……！お弁当って感じがしていいですよね！！頂きます♪」

ﾊﾟｸｯ


「……ん〜っ！おいしいですぅ〜♪」


「なーくん、やべぇ…俺心臓今日で停止するわ……」


「あれ？いいの。遠井さんほっといて」

「…ﾊｯ。遠井さぁぁ〜ん！！！！誰かに触られたりしてないよなぁぁ！！」


「あっさりキャラこわれたけど、ゴメンねAちゃん」

紫銀先輩は私を見て笑う。

そんなの全然大丈夫ですよ。なんて答えようとしたけど、何故だか口に出なかった。


・


【るぅと】


ﾄﾞｷﾝ

僕達は昼ご飯を食べ終わり、僕は廊下の壁に身体を持たせて、ため息をついた。

今更だけど、入学式の時からこの心臓の音は南さんに会うたびに聞こえる。

笑顔を見ると調子が狂う。

まさにジェルと同じ状況だった。

ポーカーフェイスで隠しといたけど、この気持ちはなんだろう。

会うたびに目がはなせない＿＿＿＿＿＿＿＿＿。


ｷﾞｭｩｯと心臓を握りしめていると、後ろからさとみくんが歩いてきた。

「よ、るぅと」

「さとみくん…………」


「…………なァ、るぅとってAのこと好きだろ」


「………！？えっ、そ、そんなんじゃ………」


思わず図星になってしまう。

さとみくんのが当たっていたからだ。

もしかしてバレバレだったのかな…。

「もう見てて分かるし」

「す、好きなんか…………//」

自分でも顔がタコのように真っ赤になるのがよく分かった。

「認めなよ」

「……………」

自分では分からないけど、これが恋ってものなのだろうか。

無自覚だった。

ほんと、今日は調子が狂う＿＿＿＿。

委員会→←6人

今日のラッキー人物

るぅと

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