A組のトリプルフェイス {暗殺教室x3年A組xコナン}

3/1 part 11 (暗殺教室過去編) ページ20

それはクラス全体で遊びに遊園地にいった時だった。

受験後でみんな浮かれていた。

また、ちょいちょいカップルができているというのもあり、普通に過ごせるものだと私も思っていた。

私はうかつだった。

まさか、スナイパーや自分が潰した組織の残党が襲ってくるなんて、思っていなかった。

そいつらはE組を人質に取り、殺せんせーと私の命を渡せと私に要求してきた。

また、本物の銃弾でE組に怪我をさせた。

そして、私のことをバラしてやる、アスティ、となんどもなんども言ってきた。

みんなは困惑してたけど、私はそいつらを(尾行してた)殺せんせーと一緒に片付けた。

みんなは私の正体を知りたかった。

でも教えられなかった。

その日、帰ったら真っ先にいろいろ調べた。

そしたら...

自分や組織が今まで潰してきた組織の残党、暗殺者、そして政府の危ない連中までもが、E組をターゲットにしていた。私、アスティがいるだけで。

政府は殺せんせーを○すため、E組抜きで極秘プロジェクトを進めていたのも知った。

暗殺者や残党、連中は自分がE組と卒業後二度と連絡を取らなければ、見逃してやるといった。
また、ジン達には教えてはいけない、教えれば1発でE組のみんなを○してやると言った。

殺せんせーは結局自分達の手で○した。

私達は泣いた。私もターゲットに対して、初めて泣いた。

卒業アルバムにはいろいろ載っていたけど、最後に殺せんせーからの手紙が私だけあった。

自分の正体を知っていたこと、最初この教室来た時から随分成長したのを褒めてくれたこと、
女優や暗殺者としての見事な点を次々と上げていった。
最後一人で抱えなくてもいいこと、できれば自由に生きて、女優として、みんなに正体を教えて欲しいこと、暗殺者をやめてほしいと書いてあった。

ビッチ先生や烏間先生もメッセージを手紙に書いてくれた。 多分自分の決断を考えたからだと思う。私が女だったのは二人にはバレてなく、殺せんせーだけにバレてた。

だけど、暗殺者や残党、連中はE組のみんなと連絡を取れば、一生彼らを傷つけると言った。

もうここにはいられない。 ただでさえ、組織のメンバーである私に関わったE組や烏間先生、ビッチ先生やその家族が生きてることが奇跡だ。これ以上接触したら組織からも粛清対象になる。

そう思った私は卒業式の日に









みんなの前から姿を消した。

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