吉野順平ガチ勢が原作をぶっ壊す話【呪術廻戦】 (ページ7)

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たった3日で信用度100%は頑張った方ページ7

『ごめんって…間に合わなかったら順平くんまで怒られちゃうからって思って…』

｢それはもう怒ってないよ、ボクの方こそ時間ギリギリだったとはいえ勝手なことしてごめんね｣

『いやホント、軽率に嫁に来て欲しいと思いましたね』

｢Aくん？？｣

校内の玄関口でそんな会話を交わし、ボクは職員室へ、彼は教室へと向かった

予定では今日の登校時間に職員室へ行けば、ボクのクラス担任である先生が

クラスまで案内し、そのままクラスメイト紹介という形になるらしい

確か……順平くんのクラスの担任はお世辞にも痩せているとは言い難い体型の教師だったはずだ

原作では順平を見殺しにしたも同然だからはっきりいって好きではないが

その後の行動まで知っているから、考え方さえ変われば悪いやつという訳でもないのだろう

｢お前が転校生の柊か？｣

ふと、後ろから声をかけられて振り返る

するとそこには、ちょうど思い浮かべていた教師が立っているではないか

ボクはにこりと笑みを作って名前を言えば、教師は汗を拭きながら口を開く

｢お前のクラス担任の里村だ。それじゃ案内するぞ｣

『あっ…1つ先生にお願いしたいことがあってですねぇ…』

｢ん？なんだ、あんまり無茶ぶり言ってもダメだぞ？｣

『いえいえ簡単なことです。そのクラス、吉野って子居ますよね…その子の……』

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順平side

｢ホームルーム始めるぞ〜、っとその前に、転校生の紹介な｣

転校生…Aくんのことだろうか

何個かあるクラスの中で僕と同じクラスになる確率は低いと思っていたけれど

思いのほか今日は…いや、彼から会ってからは運がいいのかもしれない

教室がざわめく中、先生が声をかけると共に扉が開かれ

スラリとした長身の生徒が入ってきた

『柊Aです、親の都合でしばらく高校通ってなかったから学校来るの久々でちょっとわくわくしてます、これからよろしく』

可愛らしい顔つきを自覚しているのか、挨拶終わりににこりと笑みを放つ

女子からは黄色い歓声、男子の1部からも好評なようだ

やっぱり同じクラスだとしても、ボクとは程遠い関係になるのだろうか

そんな気持ちは、里村先生の言葉で吹き飛んだ

｢柊だが、学校に慣れてないから知り合いの席がいいと言い出してな、吉野、お前の隣に座らせてやれ｣

『順平くん、学校でもよろしくね？』

策士、その言葉が彼には似合う

けれどその策にそって流れ着いた今が

僕にとっては心地よかった