「私、笑えませんから」【SixTONES】 (ページ7)

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家について、ベッドに潜って思い出す。
私が笑えなくなった理由。

まだSixTONESができる前
ダンスレッスンで事務所に来てた頃に
他のJrが話してるところを聞いてしまった

「Aが笑ってる顔ってなんか怖いよな」

「わかる、なんか不気味だよね」

確かにまだ小さい頃だったから作り笑いは下手だったかもしれない
けどその言葉が、悪口とまでいかないその言葉が私に突き刺さったまま抜けなくなった

それから私は心の底から人の前で笑うことはできなくなった
メンバーや気持ちを許してる人の前では笑える
けどアイドルという仕事をしていく上で人に見せる笑顔が下手になってしまった。

鏡を見ると泣いてしまう時期だってあった。
女である自分を恨んだ。男だったらよかったのにって。

それから、SixTONES結成してから
エゴサで見るのは圧倒的数の誹謗中傷何度死のうと思ったか、何度辞めようと思ったか。
それから一切ネットは見ないようにしていたんだけどそんな中でまだ私が逃げ切れないのが LIVEだった。

うちわに書かれる誹謗中傷

「お前なんかいらない」
「SixTONESに女はいらない」
「気持ち悪い」
「いなくなれ」
「消えろ」

その言葉を見て発作を起こしてから、思い出したりすると発作を起こすようになった

『不気味で怖いか』

いつのまにか笑わないアイドルって言われるようになって
それからスタッフさんに何を言われようが「私、笑えませんから」っていうようになった

LIVEがある意味私の中ではトラウマ
だから LIVEが決まったらそれまでに心の準備をしてたのに
今回はサプライズ発表

『嫌だなあ』

だから私はLIVEを心から喜べない。