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「お疲れ様でした〜」


みんなでスタジオを出てそのまま楽屋に向かう。
みんな嬉しそうに笑ってて、私はそれに交じれない。



【あんたなんかいらない】

【なんでジャニーズに女?調子乗んなよ】

【マジで邪魔】



冷や汗が一気に出てきて息が思うようにできない
体全身が痺れて動けなくなって廊下でしゃがみこんでしまった。






北「A、おい」




3歩くらい先を歩いていた北斗がかけよってきて背中に腕を回して支えてくれた




『………いき……できない』

樹「A!?」

北「誰かAのカバンから薬!」

慎「俺もってくる」




ああ、また迷惑かけた。




北「迷惑とかじゃねえからな」

樹「ゆっくり吐いて、吸って」



心配してほかのメンバーも私に駆け寄る。
北斗と樹のタイミングに合わせてゆっくりと息をしようとするけどそんな簡単に治らないのが過呼吸。
どんどん頭に酸素が回らなくなってめのまえがぼやけていく。



慎「もってきたよ薬」



北斗がその薬を私の口の中に放り込み水を飲ませてくれた。
即効性なだけあってすぐにきいた。




『本当にごめん……』

樹「謝んなよ」

『ちょっと思い出しちゃって色々』

北「無理すんな」




マネージャーが家まで送ってくれると言って
車に乗ってみんなとは別れた

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作者名:haku | 作成日時:2020年8月2日 17時

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