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いつの間にか最終日、もうあと2曲で終わろうとしていた
メンバーに気持ちを打ち明けてから気持ちに余裕が少しだけできて
パフォーマンスにも力を入れることができた

全力で、ライブを楽しめている自分が嬉しかった。

苦手だったライブをここまで楽しめる日が来るなんて
あの時の私は思っていただろうか
あの頃の暗闇の中を一人彷徨っていた自分が嘘みたいだった



ジ「それじゃまたっ」

『またすぐ会いにくるからね〜』


最後の1曲が終わり、挨拶をしてバッグに入る
アンコールのためにいつもツアーTシャツに着替えていると

アンコールではなく「SixTONES」コールが聞こえた


慎「ねぇ、これ」

ジ「すげぇな」

高「さすがteamSixTONES」

樹「ははっ、最高だな」

京「綺麗だね」

北「A、おいで」


北斗に呼ばれ会場全体の映像が映るモニターの前に行くと


『…』


言葉もできないくらい綺麗な
紫のペンライトで埋め尽くされた会場

一人も欠けることなく光っているその紫の光


北「お前が思ってる以上にファンはお前のこと認めてんだよ」


その言葉がとどめをさすように涙が溢れた
アンコール曲のイントロが流れて、ステージに7人で走り出した

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作者名:haku | 作成日時:2020年8月2日 17時

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