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スタジオに移動して撮影が始まった
その瞬間にまた私の中で何かの音が鳴る。
樹「せーの、せーで、どうも〜〜SixTONESで〜〜す」
高「SixTONESで〜す」
ジ「いえぇい」
慎「SixTONES」
『本当に揃わねえな』
樹「今回の企画はですね、SixTONESについてどのくらい知ってるの?ってことでスタッフさんが⚪×クイズを用意してくださったので、見てるファンの方と一緒に楽しもうという企画でございます!」
ジ「じゃあ、樹くん説明を」
樹「いや、今したんだよ」
北「⚪か×で答えれば良いんだよね?」
樹「では一問目から」
目の前にあるパソコンに表示された文字
樹「これちょっとお嬢読んで」
『え〜、SixTONESは2015年5月1日に結成されたグループである』
北「こりゃ〜ね、わかるでしょ」
慎「まるでしょ?」
樹「みんなで一緒に言おう、せーの」
S「マル!」
ス「正解です」
樹「これはちょっと簡単すぎるわ、次、北斗読んで」
何問か当たり前のような簡単な問題が続いた
『簡単すぎやしませんか』
樹「ちょっと俺らのこと舐めすぎじゃない?」
ジ「俺でもわかるよ!」
高「いやわかって当たり前だから」
樹「次の問題、お嬢お願いします」
『はい、SixTONESは今年3日間連続東京ドームでLIVEを開催し、それがDVD化する…は?』
私が苦手な言葉、ライブ。
アイドルにとって立てるステージがあることましてやドームなんて立てる人は限られてる
喜ぶべきだとわかっていても、心の底から喜べない。
北「え?そんな話ないよな?」
『ない、私聞いてないよ』
少し機嫌が悪くなった私に気付いて
なんとか暗くしないように話を進めるみんな
樹「バツ?じゃないの?」
慎「もしかしてこれドッキリなんじゃない?」
ジ「え、期待も込めてマルにしようよ」
京「え?マル?」
S「マル!」
ス「正解です」
樹「え?は?」
そして少ししてノートパソコンにまだ文字が表示された、おめでとうございます。という文字と共に
【SixTONES 3Days LIVE in 東京ドーム開催決定!】【 LIVE DVD化決定!】
一番はじめに頭に浮かんだ言葉
嫌だ。
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作者名:haku | 作成日時:2020年8月2日 17時