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樹「やばい、俺緊張してきた」

『うそつけ』

高「いいからお前ら着替えろよ」




あっという間に本番10分前
自分のラックにかかってる衣装を着る



「Aちゃん、薬一応バッグに置いといたから」



スタッフさんに念のため薬を渡して
何かあった時にすぐ飲めるようにスタッフ内でも情報共有をしてもらった



『ありがとうございます、なんかあったらお願いします』

「私たちは全力でサポートに回るから、気にせず全力をファンに見せてあげて」

『はい、ありがとうございます』



スタッフさんに誘導されてステージ裏まで来た
SixTONESコールが聞こえる中
メンバー、ひとりひとりとお決まりの合図を交わす



肩をまわしてできるだけ力を抜く
イヤモニをつけて指示を待つ




「いきます、10秒前」

「9」

「8」

「7」

「6」



ただ私は全力のパフォーマンスを届けるだけ
それだけの簡単なこと



「5秒前」

「4」

「3」










私の中で何かが音を立てる
ステージが開き光が指す

冷や汗を感じながらも踏み出した

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作者名:haku | 作成日時:2020年8月2日 17時

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