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「おはようございます」
『おはようございます、今日は?』
「上のレッスン室です」
『は〜い』
昨日はなんだかちゃんと眠れなくて
時間もなくて化粧もしないまま事務所にきた
『おはようございま〜す』
北「おはよう、A」
京「おはよう〜」
『早いね、二人とも』
いつも大体二番目なのに今日は大我に越されてた
いつもなら出ていってるはずの北斗も静かに本を読んでいた
ジ「おはようございます〜」
慎「おはようございます〜」
樹「ざ〜す」
高「おはようございます〜」
次々にメンバーが入ってきて
最後に振付師さんたちが入ってきた
「今日は1日目の通しとソロの衣装決め、それから〜」
渡された紙切れを見つめているとどんどん進んでいく話
振付師の声が合図になり通しが始まった
『ここ、2?』
高「俺、2」
樹「2じゃね?」
『次が1.5?』
北「そう」
細かい立ち位置をはじめに確認して
最後に前半戦だけ全通しをする
「いっ…」
前半戦最後の曲が終わるとともに右足に激痛が走った
幸い私の顔には出てなかったみたいで
息が上がっていたメンバーはみんな私の方に背を向けていた
北「A、水飲めよ」
『今飲む』
これ以上、メンバーに心配かけられない
そんな気持ちが一番に思い浮かんでしまった
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作者名:haku | 作成日時:2020年8月2日 17時