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ジェシーがレコーディングしてる最中
北斗と樹の間に座って携帯をいじっていた


北「A?」

『ん?』

北「疲れてるだろ」

『え?』

北「顔に出てる」



いつも北斗には見透かされてしまう
そりゃ毎日ほぼずっとカメラを向けられていたら肩に力が入りっぱなしになってしまう

でもカメラマンさんもそれが仕事だから何も言えない。
一歩後ろにさがってカメラを構えてるカメラマンさん。



「じゃあ30分休憩しましょ〜」

北「カメラ気にしないで寝てな」



そう言って膝をぽんぽんと二回叩く北斗



『はぁい』



北斗の膝の上に頭をのせれば、一気に眠気に襲われてそのまま熟睡
心なしか家で寝てるときよりぐっすり寝ているような気がする



「はい、5分後に再開します〜」

北「A」

『起きてるよ、まだここにいる』

北「はいはい」



心地良い北斗の膝の上に頭をのせてると
隣に座ってきたのか樹が覆いかぶさるように腹に巻き付いてきた



『うぉもたいバカ』

樹「いいじゃん、俺もたまにはお嬢とくっつきたい〜〜」

『あ、すいません遠慮しておきます』

ジ「また樹振られてるよ、だはっ」



無理矢理、樹をどかして座りなおす



慎「お嬢、飲み物そろそろなくなるでしょ?どっちがいい?」

『右』



慎太郎の手にはスポーツドリンクと水
私のペットボトルの中身がすくなってることに気づいて買ってきてくれたらしい



『慎ちゃんありがとう』

慎「どーいたしまして」



がたいよくてゴリラみたいなのに笑う慎太郎の顔にはいつもやられる
昔はあんなかわいかったのにって言われてるけど私からしたら笑顔は小さいころと同じ

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作者名:haku | 作成日時:2020年8月2日 17時

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