狼とひとつ屋根の下

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ＪＫside









新しく引っ越した宿舎にはとっても綺麗でかわいい子がいたんだ
大家さんって聞いてたけど年下だから不思議









Aって言うんだけど、大家ってことも一緒に住むってことも
何にも聞いてないみたいだし、俺たちの事も知らないとか本当びっくり









でも、かわいいんだ
口が悪くてもね









『うさぎは片付け終わった？』



ＪＫ「んー多分」



『多分ってなんだよっ早く片付けてこいよ！』









ほら、口が悪い
そこがまたいいんだけどね
ぶりっこされるより思ったことを素直に言ってくれるほうが
やっぱり嬉しい。口は悪いけどね 笑









ＪＫ「A手伝って？」



『なんで、やだ、無理』



ＪＫ「じゃあ俺のことうさぎって言うのやめて？」



『ずっる！！うさぎいいじゃん！かわいいでしょ！？』



ＪＫ「Aにはちゃんと名前で呼ばれたい」



『・・・・・・』









ポカーンってしすぎだろ 笑
口開いてるし 笑









『あのさ』



ＪＫ「なに？」



『名前なんだっけ？』









まじか・・・笑
そこからかよ 笑









ＪＫ「ジョングク。覚えた？」



『おっけ！ばっちり！じょんぐうね！！』



ＪＫ「なんか違うけど 笑」









きっと俺の自己紹介なんて聞いてなかったんだよな 笑
最後だったし、なんならだるそうだったし 笑









『じょんぐう』



ＪＫ「ん？」



『じょんぐうってやっぱうさぎだわ 笑』



ＪＫ「だーかーらーっ」









結果、Aにはまった

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