狼とひとつ屋根の下

＊ ページ19

ＴＨside









朝、Aが起こしに来てくれるのが楽しみで
いつも最後まで寝て起こされても寝たふり
でも今日は違った









ＪＫ「ごめん、昨日」



『・・・・いや、別に。気にしてないから。
だってあれは好きじゃない人にするキスだよね？』



ＪＫ「えっ・・・・キスって好きな人にするもんじゃないの」



『えっ？じゃあ、じょんぐうはわたしが好きなの？』



ＪＫ「うん」



『へ、へぇ〜////』









はあぁぁぁぁぁぁ！！！？？？
グクなにいっちゃってんの！？
キスってなんだよ！！
Aにキスしたのかよ！！
いいなーっ！！ってそうじゃねぇだろ！！









ガバッ！！









ＴＨ「今の話どういうこと！？」



ＪＫ「ヒョン起きてたんですね」



ＴＨ「起きてるよ！てかAにキスしたのかよ！」



ＪＫ「したけど、そんなにびっくりすること？」



ＴＨ「先こされた事にむかついてんの！」



『あの〜・・・』



ＴＨ「Aは黙ってて！」









Aside









あ、はい。そうですか。
黙ってればいいんですね。









ＪＫ「ヒョンも好きならキスでもしたらいいのに」



『いや、あの』



ＴＨ「俺は慎重にやってんの！グクみたいに盛ってないし！」



『いや、1番』



ＪＫ「俺は好きだから、キスしたいからしただけだし！」



『いや、ちょ』









ヒートアップする2人









ＴＨ「俺より先はまじでない！！」



ＪＫ「なんですかそれ！？ヒョンが遅いからでしょ！！」



『ストッ・・・ＴＨ「遅くねぇよ！！Aの事考えてるからだよ！！」



ＪＫ「だったら・・っ」



『うるせぇぇぇぇぇぇ！！！！！
朝からぎゃんぎゃんうるせぇんだよ！！！
せっかく作った味噌汁が冷めんだろうがっ！！
みんな待ってんだよ！！！！！
お前らの喧嘩に付き合ってる暇ねぇんだよ！
あと30分で仕事なんだけど！行く気ある！？
ご飯食べる気ある！？着替える気ある！？ああ！？』









ＪＫ「・・・・・・・」



ＴＨ「・・・・・・・」









おっと、久しぶりに口が悪くなった。
みなさんごめんなさい。

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