036 内情�� ページ37
研磨side
？？「Aの……友達？」
あ、この人多分、伊勢さんのおじいさんだな。
おじいさん「京治くんと文ちゃん以外に友達が……？」
意外だ。
京治っていうのは多分……梟谷の赤葦で、文ちゃんはバドミントン部の文さん。
でも 以外 っていうのは不思議だ。
伊勢さんはなんとなく、クラスでは寡黙なだけで普通に友達はいるのだと思っていたから。
なんでいないかはさておき、意外とおれとは共通点は多いんだな……。
研磨「あ、い…………Aさんの友達……です。」
伊勢さん と呼びそうになったけど多分この人も伊勢さんだから、慣れないけれど名前で呼んでおいた。
おじいさん「あぁ。よかった。よかった。ならゆっくりして行ってね。」
そうしておじいさんは、何かを探していた。
すると
『孤爪くんお待たせって…………じいちゃん？早いね。』
厚めの本を抱えて、伊勢さんは扉から入ってきた。
じいちゃん「Aおかえり。鍵を取りに来ただけだから、すぐ戻るけどね。」
『わかった。』
鍵をまた探し始めるおじいさん。
そういえば、さっき写真立ての隣にあったな……
研磨「あの……」
『「？」』
研磨「写真たてのところに……鍵らしきものが……」
おじいさんはその棚に目を向ける。
じいちゃん「おぉ！ほんとだ！ありがとう。」
研磨「いえ……」
じいちゃん「そうだ。君の名前は？」
研磨「えっと……孤爪……研磨です。」
じいちゃん「研磨くんね。ありがとう。これからも
Aと仲良くしてやってね。」
おじいさんはなんというか、伊勢さんとはわりと対照的なんだなと思う。
がつがつではないけれど、積極性のある友好的なおじいさん。
さっきのことも踏まえて、狭く深く、わりと消極的？ってかんじの伊勢さん。
なんとなく……なんとなくだけど、今までの行動とかを考えて一つ、
おれのなかには可能性が浮かんだ。
ーーーーーーー
ラーメン作ってるせいでめっちゃネギの匂いします。
以上、クソほど関係ない話でした。
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名無し60145号(プロフ) - 面白かったです (4月14日 0時) (
レス) id: 36ec4df090 (このIDを非表示/違反報告)
ナノハナ - ちょー面白いです！！ずっと追わせていただきます！！応援してます！！ (4月1日 19時) (レス) @page28 id: 137f80559f (このIDを非表示/違反報告)
( •∀︎•` ) - 文章が詰まりすぎて読みにくいです。もう少し行間空けたほうが読みやすいと思いますよ。 (3月29日 8時) (レス) @page5 id: fc8af0127f (このIDを非表示/違反報告)
ベル - 読んでいてとても面白かったです‼︎更新待ってます‼︎‼︎頑張ってください‼︎ (3月27日 12時) (レス) @page21 id: d6d89fc12c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：裏翠 弥霖 | 作成日時：2024年3月5日 8時
