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真実 ページ8

與「君は…名前って読んでええか?





昔もそう呼んでたし」






貴「昔?」







與「名前。名前はな…俺らAAAを救ってくれたんや!!」






貴「救った!?私が…AAAを!?」








與「せや。あん時の…デビュー前のAAAは、







ボロボロやった。」








貴「ボロボロ…」









真ちゃんは静かに頷いた








與「さっき見たやろ?路上ライブ。今では懐かしい







なあって思えるけど。あん時名前が居なかったら」








真ちゃんの右目から一粒の涙が落ちた








與「名前がおらんかったら…今のAAAは…







無かった。」







貴「えっっ」






そんな…






AAAが無いなんて…






でも…それを救えるのがあたしなら。






貴「やります!!!!!!」








與「っえ?」








貴「私、AAAを救います!!!」









與「ほんまか!?…ありがとう。ほんまにありがと





う。」







真ちゃんが涙を流しながら笑ってくれた。

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作者名:risalada | 作成日時:2017年7月13日 8時

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