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洗い物を終え、優太くんが外の看板とか片付けてる姿を店内からボンヤリと眺めていた
「うーさみっ」
と身を縮こませて、店内に入ってくる。
『お疲れ様ー』
そう言うと申し訳なさそうに笑って
「なんか手伝わせたうえに、遅くなってすみませんでした」って頭を下げた
「なんか飲みますか？」
って言ってくれたけど、また洗い物を出してもなーって思って断ると、次来た時に1杯奢ると約束してくれた。
アウターを着て外へでる。
さらに冷え込んだ空気に身体がかたまりそうだ。
優太くんは今日も素手でサドルを握り、自転車をおしていく。
真冬の真夜中の冷たい空気と静寂……
2人の白い息が真っ暗な闇にのぼっては消えていく。
優太くんの手が冷たそうで、私の手袋かしてあげようかな？とも思ったけど、小さくて入るわけないからやめた。
2人で帰る帰り道はどうしてこんなにもあっという間なんやろ？もう着いてしまったマンションの前……
優太くんの冷たそうな手……
『なんかちょっと暖かいものでも飲んでいく？』
思わず口をついて、出てしまった言葉に優太くんは戸惑いの表情を見せた。
大きく目を見開いて、瞬きを数回、大きな手でその目を覆う……
あぁ、困らせる事を言ってしまったんやなって後悔してももう遅い。冬の冷たい空気と、お酒のせいで緩んだ気持ちがそうさせてしまった。
「いいんですか……？｣
てっきり、断わられるもんやと思ってた。
それくらい、困惑してるように見えたから。
玄関に招いてしばらくそこで待っててもらう。
多分変な物はおいてないと思うけど、念の為と思って部屋を見ると洗濯物を干したままになっていたから、慌てて片付ける。
『お待たせしましたー』
そう言うと、
「お邪魔しまーす」
と、遠慮がちに優太くんが入ってきた。
決して広いとは言えないワンルーム。
優太くんがいるだけで、こんなにもドキドキするものか……
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Riri(プロフ) - ericerestiaさん» こちらこそ、読んでいただきありがとうございました！！やっぱり付き合うきっかけって気になりますよねー。いづれ描きたいと思います。廉くんの反応も含めて考えてはいたのでそのうち形にできたらと思います。 (2019年9月1日 20時) (
レス) id: 0b07168624 (このIDを非表示/違反報告)
Riri(プロフ) - あさひさん» そう言って貰えて嬉しいです！！付き合うきっかけになったエピソードは書いては消して、書いては消してでなかなか納得のいく物が出来上がらずにお蔵入りになってしまいました。また上手く纏まったら書きますね！！ (2019年9月1日 20時) (レス) id: 0b07168624 (このIDを非表示/違反報告)
ericerestia(プロフ) - 岸くんのステキなラブストーリーありがとうございました。私も付き合うことになった瞬間や、それを廉くんが聞いたときのリアクションなど知りたいです。もしよろしければお願いいたします！ (2019年9月1日 14時) (レス) id: bfa1763544 (このIDを非表示/違反報告)
あさひ(プロフ) - 全然お腹いっぱいじゃないです！まだまだいけます！！もっと岸くんとイチャイチャしたいですー！！終わっちゃうのが寂しすぎます…(切実)二人が付き合うきっかけになった出来事とか読んでみたいです！いきなりのリクエストすみません… (2019年8月31日 22時) (レス) id: 1753a678de (このIDを非表示/違反報告)
Riri(プロフ) - あさひさん» あさひさん！コメントありがとうございます。私岸くんの1番の魅力ってそのギャップだと思っていて、それをこのお話で如何に表現できるかと思い書いてますので、伝わっててめっちゃ嬉しいです！ (2019年8月26日 22時) (レス) id: 0b07168624 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Riri | 作成日時：2019年7月20日 6時
