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優「んー…Aーここ、どうゆうこと?」


「それは…」


鶴「A、おわった」



「ちょっと、まってて」


優「えらいすいませんね!鶴房様!…奨ここはー?」



「ごめん奨くん、頼んでもいい?」



奨「うん。大丈夫。」



A、汐恩、優に俺の4人で行っている勉強会


やすぽんは出来るし今日は用事あるみたいで
不参加ということに。



最近全然Aと話せてなくて、でも目でずっと追ってるのは汐恩にバレててめちゃ警戒されてるけど

普通に話してくれるし良い奴だけど、
Aの事になると怖い笑




奨「おっ、優すごいやん。合ってるよ、全問正解」



優「ほんとに!?はぁ、よかった〜」



優「てかお腹すいたよね?コンビニ行こう?」



「それなら私行ってこようか?」



奨「だったら俺も行こうか、道案内になるし」


鶴「いや、Aが行くなら俺が行く。」



優「いや、先生ふたりはずっと教えてくれてたし、汐恩と私で行くよ。ね?汐恩」



鶴「…お、おう。」






そう言って部屋を出ていってしまった2人。



小さな机を挟んで向かい合う俺とA


なんとなく気恥ずかしくて、黙ってしまう。


外にかけてある風鈴が響く



奨「…なんかさ、2人なの久々だね」



「せやな笑 基本的にはみんなが居たりするし、前みたいに一緒に帰らんくなったし。」


「まぁ、私も道覚えたし、奨くん反対やん?だからすごく申し訳なかったけど、助かった。ありがと。」



奨「ううん全然。一緒に帰りたかったし」




「おぉ…それは普通に嬉しい」



奨「てか、汐恩がA置いて誰かとどっか行くって初めてじゃない?」



「ん!確かに。ここ来てからは初めてだね。しかも女の子とは珍しいかも。」



奨「…2人は付き合ってたりとか、してたの?」



「ううん。汐恩モテるし。もしかしたら私はそうゆう想いがあったかも知らんけど、ちっさい頃からずっと一緒におるし…私が汐恩好き!ってなってた頃も今も、汐恩が私にそうゆう思いを抱いたことはないと思うからそんな感じにはならへんかったかな〜」



「お互い特別な幼馴染って感じやで?…汐恩、自分から心開かんから今はずっと私なだけで…でもね、今日の優ちゃんとかとの雰囲気見たりみんなと話してる姿見ると、段々みんなに懐いてんねん。」



「だから、これから、は?って思うことあるかもだけど面倒見て欲しい」




そう言って笑う彼女の中で


汐恩がどれだけ特別かなんて、嫌でもわかった。

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作者名:かきのたね。 | 作成日時:2020年4月5日 1時

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