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それ、俺だよって



おれも、君が初恋だよって





そう言いかけた時






Aと目が合わなくなって、Aの目にはゴツゴツした手があって、知らない男の子がAに目隠しをしていた。





?「だ〜れだ」




「その声…まさか…汐恩?!」




?「流石俺の彼女」





その言葉で頭真っ白になった。


























「…奨くん、奨くん?」






「この人は、幼馴染の鶴房汐恩。ちなみに唯の幼馴染」





「ほら、挨拶して」





鶴「鶴房汐恩です。」





そう言ってくる彼はなんか俺を警戒してるようで





「與那城奨くん。私のこっち来て初めての友達。」






奨「與那城奨です。よろしく!」





鶴「うっす」





「ごめんこんなやつなの、根はいい奴なんやけど…」






「てかなにしに来てるん?」




鶴「んなことより、二人でなにしてるん」





「あほ、汐恩が先や」





鶴「俺は、Aが沖縄に引っ越したから来た」





「は!?学校は」




鶴「俺ここに転校してくる明日から」





「は?待ってどうゆうこと??」




鶴「で、二人でなにしてたん」




奨「ただ、日誌書いてただけだけど…もう、書いた?」






「う、うん。書いたし出そうかな」





奨「じゃあ、職員室行こっか」





鶴「それAも行かなあかんの?」





「当たり前やろ、当番やねんから」




鶴「與那城くんやってや、A、家連れてって」





「なにゆーてんの、まってまず職員室に」









俺がAを呼ぶ度、厳しい顔を見せてくる彼







職員室へ行き、Aは鶴房くんとやらに



颯爽に連れ去られてしまった

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作者名:かきのたね。 | 作成日時:2020年4月5日 1時

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