刀よりもスマホが欲しいのですが。【鬼滅の刃】

04．そんなこんなで最終選別 ページ6

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柚葉さんとの鍛錬は、とてつもなくキツいものだった。まずは鬼とは何か、鬼殺隊とは何かを理解し、それからひたすらに鍛える鍛える。

そのおかげで鬼や鬼殺隊のことについて詳しくなった。
私は鬼なんて1度も見た事はないけれど鬼殺隊というものがある以上ほんとに居るのだろう。
人を喰うって怖いよねうえぇ。


全集中の呼吸も使えるようになった。

最終選別の前日にだが。
柚葉さんに「習得できなかったらどうしようかと思った」と言われたがまず1ヶ月で出来るようになったことが私はすごいと思う。うん、すごいと思う。


そんなこんなで最終選別の日。

1ヶ月。長いようで短く、そして私が生きてきた中で(まだ15年しか生きてないのだが)一番濃い1ヶ月になっただろう。確実に。

まだまだ弱っちいし、こんなんで最終選別生き残れんのかなって感じだけど柚葉さんが鍛えてくれたんだ。何としてでも生き残ってみせる。


『柚葉さん、行って来ますね』

「えぇ。生きて、帰ってきてね。絶対に」

『はい。私死にませんから！！絶対！！』

お互い笑いあって私は柚葉さんと別れ、最終選別が行われるという場所へ向かった



『絶対、死にませんから！！』

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