刀よりもスマホが欲しいのですが。【鬼滅の刃】

17．その色は ページ19

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どうやら夏乃原さんと柚葉さんは柚葉さんが鬼殺隊士のときに柚葉さんの刀をつくってた刀鍛冶らしい。

「春川殿はとても強く、素晴らしい戦士だったのですよ。階級も柱でしたから」

柚葉さん柱だったのか。どうりであんなに強いし稽古をつけるの上手い訳だ。

「いいえ。私なんて柱のなりそこないです」

含みの帯びた柚葉さんの言葉と表情に、何かあったのだな。と思い、深く聞くのを辞めた。


『あー…それで！！！私の日輪刀はー…？』


少し気まずくなった空気をかえるために、本来の目的に戻す。

「あー、そうでした。どうぞ、こちらでございます。どうぞ握って見てください」

夏乃原さんはそう促し、私に刀を差し出す。

『おぉー…。綺麗な柚葉色…！！！
あははっ、柚葉さんが傍にいるみたいで心強いですね！！』


私の刀は濃く深い緑色…柚葉色に変わった。
『柚葉さんの色だー！！！』と喜んでいると、柚葉さんは驚いたように私を見た。


「春川殿が剣士のときに持っていた日輪刀の刀と同じ色で御座いますね。とても綺麗です」


えっ！？柚葉さんも柚葉色だったのか。なんかややこしいな。


「えぇ。貴方に相応しい色だと思うわ」


柚葉さんは微笑みながらそういった。

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