らくだい魔女と三人のプリンセスと王子達＋作者

恥ずいこと言ったよな… ページ30

ユウキside


ユ「つ………っ、つれたぁっ」


オレはドスッとソファに座る。

今Aが試着室で着替えてるところだ。


この………服を選ぶ時間が……もう地獄っ！！


なんかよくわかんねぇしっ、途中から定員くるしっ！ちょっとしたら男性の定員くるしっ！アイリくるしっ！！←


マジ……なんなんだよ……。



___10分後


ユ「………おせぇ」


いくらなんでもおそくね？？



ユ「おいA！まだか〜」

貴「あ…いや……いちおう終わったんだけど………」

ユ「は？終わってんの？じゃあ早くでてこいよ」

貴「いや…その……ちょっと…」


なんだよ……。


Aの声で、なんか照れてるのがわかる。


ア「え？A終わったっ？よし、見せて！」



アイリがバッとカーテンを開ける。



貴「あっ、ちょ…」


……………………………………。

……………………………………。

…………………………………え。←


ふわっとゆれる、紫の、シフォンのような長袖ワンピース。

黒いえりがついてて、真ん中に黒で英語の文字。


そのワンピースの長さが………短い…


ア「…え？どうしたユウキ」



オレは座り込んで顔をおおう。


だってっ、だってよっ？

ひざから20センチはなれてるだぜっ？？


貴「ア、アイリ…っ！//やっぱりこれ短いよっ！ウチに似合わないっ！！」

ア「そんなことないよー！」


いや似合わなくわないけどっ！！

だけどっ！！←


「あ、あの子可愛くね？」

「え、どいつ？……あ！ほんとだっ！」



声の方をみると、…………不良がいる。←



貴「え…ユウ…きゃっ」



オレはとっさにAを試着室にいれる。


貴「な、なに…？」

ユ「着替えろ」

貴「え？急にどうしたの？」

ユ「………だから…。

そんな………可愛い姿…、他の奴にみせんな」

貴「え…」



もたれたカーテン越しに、Aの体温


くそっ……おさまれ心臓っ！！


貴「……ありがと」

ユ「……お、おう」



…ん？

オレ何気に恥ずいこと言ったよな…？


ア「ふ〜んへぇ〜」

ユ「なんだよ//」

ア「べっつにー♪」

アイリ♪♪→←鈴蘭

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