公子さんが本当にシスコン過ぎる

良い匂いだ！！ ページ8

タルタリヤside



俺にはずっと探していた人がいる。





幼い頃に離れ離れになってしまって。
案の定その人は俺のことを覚えてなかったけど。





何年間もかけて探した愛しい人。






久しぶりに会った君はとても綺麗になっていて。
俺だってそんなにはっきりと覚えているわけじゃなかったから、あまりの綺麗さに驚いた。

真っ白な肌に赤い唇、上気した頬、大きな目。
俺を好きにさせるのには十分だった。





なのに俺の目の前で相棒に抱きつくもんだから、我慢出来ずに話しかけてしまった。





神の目は同じ水元素で、運命かなって本気で思ったね。
しかも目的地まで同じときた。

本当に運命かな？














んー、それはそうと、Aはちょっと無防備過ぎるんじゃない？





さっき俺が隣に座った時、相棒の腕を強く握ってたよね

うーん、なにがとは言わないけど…当たってたよ？

相棒の顔、真っ赤になってたね

流石にこれは嫉妬したなあ。

まあ、そのあと抱きしめたからいいけどね♡






本当に俺の名前を呼び捨てにした時のAは可愛かった。
願わくばもう一度見たいものだよ。あははっ







とりあえず一緒に璃月港に行けるみたいだし、もう少し堪能しようと思う。



















このいい匂いを♡♡♡

愛しの璃月→←本当にお兄ちゃん？

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