公子さんが本当にシスコン過ぎる

まだ会ったばっかだよね！？ ページ5

「よし、じゃあ相棒の後ろから出てこよっか！」



その言葉に従って、私は空くんの後ろから出て、空くんの隣に座る。
うぅ…怖いなあ…。

すると、タルタリヤさん(この呼び方でいいのかな)は私の隣にぴったりくっついて座ってくる。んんんんん！！？？



『ちょっと待って、やめてやめてっ！そんなにぴったりくっつかないでください！！』



怖くて空くんの腕をぎゅううっと掴む。
うわっ、と反応する空くんは可愛いねっ！！まったくもう！！！



「あはは！怖がっちゃって可愛いなぁ！」



『とりあえず離れてくださいっ！！』




そういうとタルタリヤさんは顔を近づけてくる。
なになになにっ！？離れてって言ってるじゃん！こわい、こわいからぁっ！！

そして私の耳元で、




「やーだ」




『ひゃっ！！耳元で言わないで！！』



無駄にエ○い声出さないでよっ！！ぞわってする！！！



「うわ、かわい♡…んー、でもそうだなあ…」



『な、なんですか…？』



起きたばっかなのに叫んだからゼェハァしてる。くっそ、もうちょっとゆっくりさせてくれ！！ここがどこかもわかんないのに！



「敬語使うのやめたら離れてあげる♡」




『…はい？』




だからー、とタルタリヤさんは続ける。




「敬語使うのやめたら、俺は離れてあげてもいいよって。」




ほら、兄妹で敬語使うのって変じゃん？と付け足して笑うタルタリヤさん。

いや、変かもしれないけど！！でも私たち会ったばっかじゃん？？

いや、でもやんないと離れてくれなそうだなぁ…

今の私は空くんとタルタリヤさんにサンドウィッチされてる状態。すんごく狭い。



『…んー…、もう！分かりました！…じゃなかった、分かったよっ！！タルタリヤさん！！』




「あとタルタリヤさんも禁止〜！」




『じゃあなんて呼べばいいのよっ』



タルタリヤさんもだめなんて、厳しいなぁ！？




「んーじゃあ、タルタリヤ、って呼んで♡」



『っ〜〜〜！！！？？？？』



んんんんん！！！！分かったって言いたいとこだけど、なんかすっごい恥ずかしいね！？！？空くんとパイモンちゃんにもみられてるし！！でもしょうがない、うう……ええいもうやけくそだあ！！




『〜〜〜もうっっ！！！！！！！



















………………………………………………〜〜タルっ…タリヤっ………！！！！！！』




なんでこんなに恥ずかしいのっ！？









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今日めっちゃ書いてるなあ…

旅に出ようではないか！→←顔が良すぎるなぁっ！？

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