人は見かけによらずっていうじゃん? ページ3
『ひゃあっ!!!』
突然誰かの手が私の肩の上に置かれた。
「ぁ”あ”ー!!やっぱ驚いた声も可愛いんだね!」
そんな声に私の背筋は凍る。
『ひぇええ!!!こわいこわいこわい!!!!た、たすけて空くん!!!』
私は空くんの後ろに隠れ、少し肩から顔を出し、まじまじとその人を見る。
オレンジ色の短髪に綺麗な青い目。本当にこの人からさっきの言葉が出たの?って思うくらい顔がいい。顔面がとてつもなくいい。
いや別に、顔が良い人はああいうこと言わないってわけじゃないけど、さすがにちょっとびっくりだよね。
てかどこから出て来たんだよっ!さっきまでいなかったじゃん!
「「タルタリヤ!?!?!?」」
空くんとパイモンが驚いた目でその人のことを見つめている。
『え、なに、知り合い?』
「まあ一応、この人は…「旅人の相棒さ」らしいです…」
『ええええええ、空くんこの人の相棒なの…?趣味悪いって…、ちょっと引いちゃう、あはは…』
そう言うとあからさまに肩を沈ませる空くん。
「タルタリヤ…こんな奴じゃないのに…。」
そ、そうなんだ…。
「あっはは!そんなことより、久しぶりだね!!A!」
『え、いやいやいや久しぶりって、私あなたのこと知らないですよ!?!?初見です!はじめましてですよっ!!!』
何なんだろうこの人は。なんで私の名前を知ってるの?
怖くて目が少し潤む。
「あはは、泣き顔もそそるね。でもそっか、俺のこと覚えてないんだ…、まあいいや。俺はタルタリヤ。公子って呼ばれることもある。よろしくね!」
『は、はあ…』
タルタリヤと名乗った人は手を差し伸べてきたが、いきなりあんな発言された後に、はいそうですかって握り返すことは私にはできない。
『でもなんで、私の名前知ってるんですか』
そして何ですか、泣き顔もそそるねって…、と、心の中で付け足す。
するとかえってきたのは衝撃の答え。
「そりゃあ知っているさ!なんせAは俺の
妹だからね!」
…………は?
顔が良すぎるなぁっ!?→←もっとロマンチックな出会いが良かった
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宇琉夜ハル(プロフ) - 6ページ離月ではなく璃月ですよ (2023年3月24日 18時) (レス) @page6 id: c64b9591b6 (このIDを非表示/違反報告)
りんご祭り(プロフ) - けんとさん» うおおお!!ネタ切れだったので!!リクエストまじでありがとうございます!!!気合い入れて書きます!!続けてでもなんだろうが構いませんよ!コメントくれるだけで嬉しいです…! (2022年10月13日 23時) (レス) id: bc8f8e995e (このIDを非表示/違反報告)
けんと - 続けてリクエストすみません(泣スカラマシュと絡んで欲しいですワガママすいません (2022年10月13日 18時) (レス) @page37 id: a76f20d172 (このIDを非表示/違反報告)
りんご祭り(プロフ) - けんとさん» いえいえ!こちらこそリクエストありがとうございました〜 (2022年10月4日 22時) (レス) id: bc8f8e995e (このIDを非表示/違反報告)
けんと - ありがとうございます、尊かったです!萌死にするところでした (2022年10月4日 21時) (レス) @page26 id: a76f20d172 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りんご祭り | 作成日時:2022年9月24日 23時