40本気だと思い知らされる ページ40
.
慎side
慎「菫さん？大丈夫ですか？」
菫「……う……んん……」
呼びかけても、反応が鈍い
陸「……これはだめだね〜……タクシー呼ぼうか」
慎「……そうっすね。」
間もなくして、菫さんを陸さんと一緒にタクシーまで連れていった
陸「まこっちゃんお願いできる？家、知ってるよね？」
慎「はい。大丈夫です。」
陸「ごめんね、ありかとう」
運転手に行き先を伝えると、タクシーは走り始めた
慎「……菫さん、壱馬さんに連絡しときますよ？」
携帯を出した瞬間、
彼女の手が伸びてきた
菫「……しないで…お願い……」
慎「………でも……こんな状態で……」
菫「………こんなん見られたら……ほんとに……フラられちゃう……」
そう、小さい声で言った
慎「…………そんなこと……ないですよ」
しばらく走ってタクシーが止まると、
一応、部屋の前まで付き添った。
菫「……ほんとごめん…迷惑かけて」
慎「………俺は全然大丈夫です…」
菫「……………なんでだろ。…壱馬の前だと…よく思われたくて…背伸びしちゃうんだよね…」
慎「……それはよく…わかります」
年上の彼女の前では、
少しでも大人に見られたくて、
背伸びする自分がいるから………
菫「あー…慎の前でカッコわるっ笑。ごめん、今日はほんとにありがと。」
慎「…あの、…いつでも、話し聞きます。……それくらいなら……俺も力になれると思うんで……」
菫「…………うん………ありがと………じゃあ、おやすみ」
慎「おやすみなさい………」
…………ホントに、壱馬さんのことが好きなんだって……わかるくらい…………
あんな辛そうな菫さんを、初めて見た……………＿＿＿＿＿＿＿＿
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 870人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「THERAMPAGE」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Ringo(プロフ) - ポムさん» ポム様。読み直して頂き本当に嬉しいです!ありがとうございます!2人のもどかしい様子、もうしばらく続きそうです…!移行後も応援よろしくお願いします! (2021年3月14日 6時) (
レス) id: 8ad7f212f1 (このIDを非表示/違反報告)
Ringo(プロフ) - riiさん» rii様。こめんと嬉しいです!慎くん…応援お願いします!!更新頑張りますねっ! (2021年3月14日 6時) (レス) id: 8ad7f212f1 (このIDを非表示/違反報告)
Ringo(プロフ) - いちごさん» いちご様。こめんとありがとうございます!.とても嬉しいです!果たして、拗れて、すれ違ってしまうのでしょうか…？！笑。移行後もよろしくお願いします! (2021年3月14日 6時) (レス) id: 8ad7f212f1 (このIDを非表示/違反報告)
ポム(プロフ) - 更新が嬉しすぎて、本当に終わってほしくないです！Ringoさんのお話大好きすぎて、全部もう一回読み直しました☆全部キュンと切ない要素のバランスが良すぎて、何回読んでも飽きません！まこっちゃん誰かに取られる前に自分の気持ちに気付いて！更新頑張ってください！ (2021年3月14日 0時) (レス) id: 0c4034b8f7 (このIDを非表示/違反報告)
rii(プロフ) - 更新ありがとうございます！是非是非、まことくんをお願いします( .. )笑これからも楽しみにしています！！ (2021年3月13日 23時) (レス) id: 22c06d6a15 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Ringo
| 作成日時：2021年3月5日 21時
