【銀魂×約束のネバーランド】 雪の降っていたあの日

36変な薬を甘く見てはいけない。 ページ39

土方「あ？何やってんだ。」

「あ、土方さん…。前にザキがかくかくしかじかと言ってたので、まるまるうまうまというわけなんだけど…。」

土方「山崎が忘れたんだろ。
あ、でも最近同じようなことが多く発生しているな。
福引やらしている天人がいて、その景品が爆弾やら変な薬やら仕込まれてるらしい。
お前も気をつけろよ。」

・・・。

「えっヤバいヤバい！
あれもしかしたら変なもの入ってるかもしれないよ！」

よくよく考えればめっちゃ夜なのにあんなことしているのはおかしいわ！

山崎「おーい皆ぁぁ！飲むのやめてぇぇ!!」

近藤「お！ザキも飲むか？」

山崎「アンタが飲むのやめろォォ！」

沖田「なんでィ、人の酒横取りする気か。」

「違うわ！なんで私が飲むのよ！
土方さんも手伝ってよ！」

土方「落ち着けA。今の話が当てはまっても、数件しか来てないし、事実かもわかんねぇよ。だから、噂の可能性が高いぞ。」

総悟の胸ぐらを掴んで揺さぶっていたが手を止めた。

「そうかしら…。本当にその話、噂ならいいけどね……。」

まぁ、夜にしていることもあるよね。

沖田「そろそろ離せ、この雌豚が。」

「あ、ごめん…って誰が雌豚だよ。」

見たところ他の酒も飲んでいるし、今頃止めても意味無いか。

「そういえば土方さんも飲まないの？」

土方「俺は今日は飲んだ。」

確かに顔が赤いな。

いつも飲みたくるのに。

「……まぁいいや。私先に寝ているから。」

別に爆弾ではないし、変な薬でもなんなら変わりはないでしょ。

それよりもマジ疲れてんだよね…。

ふぁー、と部屋に戻って布団に潜った。






「え、……。」

朝起きて部屋出たら何この空気…。

物凄い重いんだけど。

おかげで朝食めっちゃまずくなったわ！

「あ、おはよ。」

隊士「…おはようございます……。」

えぇ…。なんであんな暗いの…。

神山「佐久夜副長おはようございます！」

「お前は元気だね、おはよう。
神山って昨日酒飲んだ？」

神山「飲んだっスよ！」

…ということは……。

やっぱりあの酒か!!

「ありがと。…ちょっと着いてきて。」

え、近藤さん達どうなってんの?!

隊士達の様子じゃ、ただの二日酔いじゃないでしょ?!

「近藤さんー！おはようござ……。」

近藤「おぉ……Aか…。」

近藤さんは縄を吊るし、首をかけようとしていた。

「なぁぁぁにしてるんですかぁ?!近藤さんー?!」

神山「局長ぉー！」

「アンタそういうキャラじゃないでしょぉ！」

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