24予想は的中することも多々ある ページ26
「私まで疑うなんてねノーマン。」
ノーマン「A?!」
レイ「いつからそこにいた。」
「始めから。あ、大丈夫よ。途中誰も通らなかったわ。」
私はふふっと笑みを浮かべた。
「それに、レイが内通者ってことは私も薄々気づいてたわ。」
レイ「うっ…。」
ノーマン「流石…。」
「……ただ私はドンとギルダに本当のことを話して欲しい。それだけをもう一度言いに来た。」
ノーマンとレイは静かに顔を見合わせる。
レイ「分かった。」
ノーマン「近頃に必ず言うよ。」
「……本当に?
私が言うのもなんだけど、少しはあの2人を頼ってもいいと思うわ。それにもし私達の中の誰かが突然
少なくとも私はママを引っ張ってでも助けに門まで来るのだろうと思った。
「1度言った通り、今、私があなた達の作戦に口出しはしないわ。そして、参加もしない。
2人が真実を知ってから一緒に活動を始める。」
私は部屋から出ようとドアに近づいた。
「悪いけど、1度忠告したはずよ。
この忠告が当たるか当たらないかなんて私にも分からない。ノーマン、その考えも1人じゃ出来ないわ。」
私はそう言い残して部屋を出ていった。
ちょっとは心理学能力が使えるようになってきて、色々と分かるようになってきた。
この調子で、少しでも脱獄が上手く行けばいいのに。
数日経った夕食前、ママの書斎から音がしたので行ってみた。
「誰かいるの?」
開いていたドアを静かに開けながら入ると、ドンとギルダがいた。
ギルダ「あ…A…。」
ギルダは本棚を動かしていた。
隠し部屋…。
私はドアを閉めると2人に近寄った。
「……やめといた方が身のためよ。」
ドン「Aも知っているんだよな…。
一刻も早くアイツを助けてやりたいんだ!」
ギルダ「本当のママを知りたい、確かめたいの!」
ほら、私の考えはあっているじゃない。
こうなること、分かっていたんでしょうに。
「なら、一応忠告しておくわ。
入ってもいいものは必ずしもあるとは限らないわ。それに、ママに見つかったら即アウトよ。」
ドン「…リスクも分かっている。」
ギルダ「勿論、Aもエマ達と同じように心配してくれるのは分かるよ!」
「…良かったわね、エマ達なら完全に止めてたわよ。
私は2人に得て欲しいこともあるから無理には止めないわ。
ただ、やめといた方がいいのは変わらないわ。」
そう言って、私は書斎から出ていった。
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あずきぱふぇ@狂愛(プロフ) - キャラが謝罪をw 私は全然いいです!むしろ指かんでんの可愛かったです!(銀時推し) (2021年3月24日 15時) (レス) id: 647e80459a (このIDを非表示/違反報告)
紅葉桜(プロフ) - Vさん» それは良かったです!!少し事情があって更新停止していてすいません……。これからも頑張ります!ありがとうございます!……ちなみに銀魂はマジで最高です。ぜひ見てください!! (2019年10月30日 18時) (レス) id: e8ee42e7f8 (このIDを非表示/違反報告)
V - 銀魂と約ネバのコラボ作品初めて見ました。私は、あまり銀魂に興味がありませんでした。でもこれを見て興味がわいてきました。ありがとうございます。 これからも更新楽しみにしています。 (2019年10月30日 10時) (レス) id: cb76a0c0de (このIDを非表示/違反報告)
未熟な林檎。(プロフ) - いっちご桜ァァァ!ほんま頑張ろ!いちご桜。のもオモロいよ!! (2019年7月3日 0時) (レス) id: e8ee42e7f8 (このIDを非表示/違反報告)
いちご桜。(プロフ) - 未熟な林檎ちゃぁぁぁぁん!!すっごい面白い!お互い頑張ろうね。 (2019年7月3日 0時) (レス) id: 93be246199 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紅葉桜 | 作成日時:2019年6月30日 12時