10知らないほういいが事実 ページ11
コニー「私トロいし、みんなみたいにユウシュウじゃなかったけど、大人になったらママみたいな“お母さん”になりたいんだ。」
コニー……。
私は最後にコニーを抱きしめた。
「温かい…。」
この温もりが、もうすぐ冷たくなってしまうことに此処の存在が憎くなる。
でも、まだ変えられてない。
もう…私も…。
「元気でね。」
ずっと兄弟達を見送ってきた。
もうすぐ私達も
もう辛い思いはしたくない…。
あれ……。1ついい?
エマとノーマンどこいったぁ!!
ハウス中いないんだけど。
しかももう就寝時間んん!
まさか…門に?
私は裏口に行ってみた。するとレイが椅子に腰掛けて本を読んでいた。
「あ…レイ。エマとノーマン知らない?」
私はレイの目をじっと見つめた。
レイ「……。コニーがリトルバーニーを忘れていたから届けに行ったよ。」
門に?!
「えー…。私もコニーにもう一度会いたかったなー!」
もし見つかったらどうする?!
いや…レイが知っているとも限らない…。
でも…と考えていると、裏口が開いた。
「エマ、ノーマンおかえり!」
帰ってきた2人は暗い表情。
……運が悪かったか。
レイ「おかえり、どうだった?」
ノーマン「…間に合わなかった。」
カランっ…
3人はそのまま行ってしまった。
……。レイは…何か知っている…。
恐らく、エマとノーマンも此処の正体に気づいてしまった。
「ふぁー。」
今日はエマめざましがなかったなー。
まぁ、それもそうか…。
ママ「A、こっちを手伝って。」
「分かった、今行くよ。」
自由時間、私はフルートを片手に木陰に来ていた。
ビビアン「わぁ!A、今日フルート吹くの?」
「ええ。あら、集まってきちゃった…。」
アリシア「吹いてー!」
私はフルートを吹き出した。
♪♪〜♪
シェリー「うわぁ!キレ〜イ!」
響き渡る音色が外に飛んでいく。
恐らくエマ、ノーマンはハウス内かな。
演奏が終わると、みんなは拍手をしてくれた。
ナイラ「すごいね!A!」
「ありがとうナイラ。みんなも。
自分の遊びに戻っていいよ。」
そう言うとみんなは遊びに戻っていった。
2人は一体どんな気持ちなんだろう。
私も事実を知った初日は部屋にずっと引きこもっていたな。
怖くて、全てが信じられなかった。
あ、2人が出てきた。
ついて行きますか。
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あずきぱふぇ@狂愛(プロフ) - キャラが謝罪をw 私は全然いいです!むしろ指かんでんの可愛かったです!(銀時推し) (2021年3月24日 15時) (レス) id: 647e80459a (このIDを非表示/違反報告)
紅葉桜(プロフ) - Vさん» それは良かったです!!少し事情があって更新停止していてすいません……。これからも頑張ります!ありがとうございます!……ちなみに銀魂はマジで最高です。ぜひ見てください!! (2019年10月30日 18時) (レス) id: e8ee42e7f8 (このIDを非表示/違反報告)
V - 銀魂と約ネバのコラボ作品初めて見ました。私は、あまり銀魂に興味がありませんでした。でもこれを見て興味がわいてきました。ありがとうございます。 これからも更新楽しみにしています。 (2019年10月30日 10時) (レス) id: cb76a0c0de (このIDを非表示/違反報告)
未熟な林檎。(プロフ) - いっちご桜ァァァ!ほんま頑張ろ!いちご桜。のもオモロいよ!! (2019年7月3日 0時) (レス) id: e8ee42e7f8 (このIDを非表示/違反報告)
いちご桜。(プロフ) - 未熟な林檎ちゃぁぁぁぁん!!すっごい面白い!お互い頑張ろうね。 (2019年7月3日 0時) (レス) id: 93be246199 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紅葉桜 | 作成日時:2019年6月30日 12時