よぉ三平、また会ったな。【刀剣乱舞】

短編:薬研的色々理論。�� ページ10

短編は基本2〜3話構成、「審神者の本丸にいる間のこと」という設定になりますぜ。誰がいなかろうが誰が死のうが本編とは全く関係ありません。
「あれ？夢主今平成にいるんじゃなかったっけ？」とかいうツッコミは無しの方向で…
今回はリクエストより「薬研とデート」です。それではドウゾ。





＊＊＊




この状況は一体何なのだろう。

隣でつかつかと靴を鳴らしながら歩く薬研は、万屋の棚を眺めている。
その薬研を、今自分は眺めている。
今日万屋に来たメンバーは自分と薬研。以上。

まあ、あれだ。
俗に言う『デート』というやつだ。

どうしてこうなったか。時は一日前に遡る。



乱「ねぇ、王様ゲームやらない？」



事の発端は、乱の一言であった。
乱の手の中には雑誌。
そこに王様ゲームのことが載っており、つい気になってしまったらしい。

そこで粟田口がそれに乗っかり、晩飯の終わる頃、お手製のくじを全員に引かせていたのである。
王様ゲームは意外にも好評でかなり長いこと続いていた。

だが、長谷部が全力でソーラン節を踊り始めた頃から命令内容がだんだんヒートアップしてきた。
男ばかりの本丸内で『44番が18番に接吻』だの『37番と2番は明日一日中、腕同士を紐で縛って過ごす』だの、メチャクチャな命令が飛び交い始めた。
で、問題の質問が、

『25番と50番が明日二人きりでデートする』。

運悪く50番のクジを引いた自分は、25番の薬研とデートすることになってしまったのだ。
拒否しようとしたが、審神者に物凄く不満気な目を向けられたので従わざるを得なかった。
審神者は、命令でフリルのスカートを履いていたのである。


そして、今に至る。


薬研「にしても、なんか微妙に盛り下がったよなぁ。デートなんて男同士だから面白いのにな』

貴方「いやその理屈おかしくない？」


まあでも実際はそうだろう。
男が沢山いるからこそ、ハグやらキスやらの命令は面白い。男子高校生のノリである。
でも選ばれたのは男と女。普通。


薬研「はは。まあでも今日はゆっくり買い物出来るじゃねぇか、普段は小さいのがワラワラ付いて来るからよ」

貴方「まーね」

薬研「お、そうだ。どうせなら服でも選ぶか服」


薬研はAの服遠の端を掴むと、服の陳列棚へと歩いて行った。




〜追記〜

本日で
てすとがおわた
ｷｴｧｧｧｧｧｧｧｱ

作者悲しみの一句

短編:薬研的色々理論。�□�←6☆寿視点☆

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