よぉ三平、また会ったな。【刀剣乱舞】

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審神者「皆には話したと思うけど、寿が平成なんかにいるってバレたらどう考えてもマズいんだよねー…それこそもっと重い刑罰食らってもおかしくないくらい」

加州「そうねー。最近なんか神経質だよね、政府って」

審神者「そりゃ今時の時間遡行軍、何しでかすか分かんないんだもん。しょうがないよ」

加州「あー確かに。この本丸だっていつ襲われるか分かんないし」


加州は机上の湯呑みを二つ掴んで茶を注ぐと、片方を審神者に渡す。
審神者は受け取った茶を吹いて冷ましながら言った。


審神者「いや、でもそういう事例は一回も無いらしいし、大丈夫じゃない？僕達だって敵の拠点までは行くけど、発生源までは追っかけないじゃん」

加州「なるほどなぁ」


審神者は飲みかけの茶を一旦置いて言った。


審神者「…ねぇ、思ったんだけど、お菓子多くない？」


机上には、大和守の食べかけである茶菓子が大量に置いてある。二人とも勝手にその茶菓子を食べているが、これは誰のものなのだろうか。


加州「なんか俺も知らないうちに増えてるんだよ。多分安定が持って来たやつ」

審神者「そういえば、歌仙が騒いでたよ。『僕の買っておいた練り切りがない！』って」

加州「あー、それ昨日くらいに安定が食べてた」

審神者「あーあ。後で歌仙の万死固めだね…」

加州「卍固めじゃなくて!?何その物騒なやつ」

審神者「歌仙の必殺技。…あれ？大和守遅いなぁ」

加州「確かに。何処の厠まで行ってるんだあいつ」



一瞬だけ静まり返る部屋。

そしてワンテンポ置いて、二人はやっと気付いた。



審神者「あ！結界!!!」

加州「そうじゃん！閉め出し食らってんじゃん!!!主早く解いてやってよこれ！」

審神者「う、うん」


審神者がまた何かを唱えると、結界が壊れたらしい。部屋に蝉の声がやかましく響き始める。
そして審神者が襖を開けようとした瞬間、審神者のすぐ目の前に、銀色の刃が飛び出してきた。


審神者「…え!?えぇ!?」


飛び退いた審神者は机の角に勢い良く後頭部を打ち付ける。


審神者「いったぁ…なにこれ…襖から、刃が生えた…」

加州「待って主何でそうなるの！安定っ！何やってんだ！」


襖を開けた先には、案の定本体を握り締めた大和守が立っていた。




〜追記〜

テスト終わったｯﾍｰｲ!!!
あと、半月しないうちにしばらく消えるかもしんないっす_(:3」∠)_3月中旬頃まで。受験生ですしおすし

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