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とある六人は、ショッピングモールの中を歩く。
どこか目付きが悪く、地黒な男。大倶利伽羅。
ガタイの良い眼帯の男。燭台切。
愛らしくも活発そうな顔をした少年。太鼓鐘。
明るい茶髪の正統派イケメンな男。寿。
普通の一般女性。A。
そして、もう一人。
黒髪ショートヘアの色白な女。
鶴丸『…おかしいだろ…』
貴方「しー。声でバレるじゃん」
いや、違う。
男。
鶴丸。
燭台切『いやー、鶴さんごめんね。まさか皆本気にするとは思わなくて』
太鼓鐘『良いんじゃね?似合うし!』
寿「確かに似合うな」
鶴丸『あのなぁ…』
本人はかなり恥ずかしがっているが、似合っているのは本当のことだ。
男の割に細身で色白な鶴丸の体に、カラフルな花が咲いたワンピースはとても映えている。
大倶利『嫌ならさっさと服選んで帰るぞ』
貴方「帰るってまさか、うちだったりする?」
大倶利『それ以外の選択肢はあるのか』
貴方「ない」
そんな会話をしながら、六人はメンズ服を売る店の中に入っていった。
並ぶ服はどれも彼らには似合いそうなものばかりであったが、ファッションには人一倍気を遣う燭台切はしっかりと品定めをする。
鶴丸『俺はこれでいい』
燭台切『ダメだよ。鶴さんの顔付きにそれは合わないから、こっちのデザインの方がまだ…』
鶴丸『早く帰りたいんだっ…!』
そんな鶴丸とは裏腹に、燭台切は楽しそうな様子。
寿、太鼓鐘、大倶利伽羅は自分の好きな服をカゴに入れて、さっさと買い物を終わらせようとしていた。
早く風呂に入って汗を流したいのだろう。
貴方「何なら女物の服買ってく?需要あるよ需要」
鶴丸『二度とないことを願いたいもんだ』
そんなことを言いつつ、男性陣はそれぞれ二〜三日分の衣類などを選んで会計を済ませた。なんだかんだで早く帰りたいのは皆同じだ。
だが、いくら早く帰りたくとも、一番大事なものを忘れていてはいけない。
寿「あ、下着類忘れてた」
貴方「ああ、ユ○クロで良い?」
燭台切『良いけど…その…女性の前でそういう物を買うのは、ちょっと』
ささやかな燭台切の気遣いにAは、分かった、と返事をするとスーパーマーケットの方向に向かう。
一度に五人も居候になるのだ。食料などすぐ底をついてしまうだろう。
と、Aは通りがかったある店舗の前で足を止めた。
〜追記〜
最近更新出来てなかったけど生きてます。ダイジョーブ。
しかし青江EDでこころはしんだ
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りなほ@受験生(プロフ) - ありがとうございます(`・ω・´)私自身青江クラスタなのでそう言って頂けるとホントウレシィ… (2016年12月18日 0時) (レス) id: 762ecccfb8 (このIDを非表示/違反報告)
腐り始めた豆腐 - ↓青一江じゃないです。アオーエです。 (2016年12月17日 20時) (レス) id: 20ecaa2ed9 (このIDを非表示/違反報告)
腐り始めた豆腐 - もう……本当にこの小説大好きです(笑)寿も東も夢主も大好きだぁー!!東の本丸の青ー江が好きすぎる。更新楽しみにしてます! (2016年12月17日 20時) (レス) id: 20ecaa2ed9 (このIDを非表示/違反報告)
りなほ@多忙(プロフ) - この話は割と寿中心なのです( ˇωˇ )トラブルメーカーェ…グラサンは大爆笑でした (2016年11月1日 23時) (レス) id: 762ecccfb8 (このIDを非表示/違反報告)
白鶴(仮)@プリンは犠牲になったのだ - 寿…お馬鹿さんですか、お前は…… グラサンwwそういやそうだったwwwww (2016年10月31日 14時) (レス) id: 064ce5e387 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:そると | 作者ホームページ:
作成日時:2016年9月19日 21時