34話 ページ38
キィン
風間「強くなったな、名前」
『蒼也くんにそう言ってもらえると嬉しい…よ！』
風間の斬撃を翠憐で受け止め、後退する。
降り立った横には迅。
菊地原「黒トリガーの癖にやけに下がりますね」
歌川「このままじゃ警戒区域外に行くんじゃ…」
太刀川「それはない…だが確かに消極的過ぎる。
(名前がいる時点で、一気に俺たちを片付けることもできるはずだ…)」
ガン
カキィン
基本的に太刀川は迅を、歌川と菊地原は名前を、風間はどちらか隙のある方へと攻撃し続ける。
太刀川「どうした、迅、名前。どうして風刃と翠憐を使わない？なにを企んでる」
迅と名前は無言で微笑む。
菊地原「どうせまともに戦う気なんてないんですよ…」
菊地原は汗もかかないのに汗を拭うような動作をする。
風間「おい菊地原、いつ切られた…歌川もだ」
菊地原の汗を拭う腕からはトリオンが漏出している。
歌川も足から漏出しているのが伺える。
菊地原/歌川「…？！」
歌川「斬撃は全てかわしたはず…」
『あら？見えている刃先が刃先とは限らないわよ？』
菊地原「翠憐か…！」
菊地原と歌川は苦虫を噛み潰したような表情をする。
太刀川「あ…名前は翠憐使ってたのね…？汗」
『使ってました〜残念♪』
なにか考えていた風間が自ずと顔を上げる。
風間「そうか…着実に俺たちのトリオンを削って、トリオン切れで撤退。撃退より撤退させることで本部との摩擦を少なくさせる…。
戦闘中に後始末の心配とは大した余裕だな」
あちゃちゃ…ばれたか。
と迅は眉を下げる。
菊地原「風間さん、やっぱり玉狛に向かいましょう、この人たちと戦っていても時間の無駄です」
風間「確かに拉致があかない…玉狛に向かおう」
さっきの表情とは打って変わって、迅は殺気を帯びる。
ザン
その瞬間菊地原の首が飛び、本部へと移送される。
太刀川「でたな風刃」
迅「仕方ない、プランBだ。」
『…！迅…』
迅「いけ、名前」
『…りょーかい』
___________
______
__
「名前、もし俺がプランBだと言ったら___
嵐山隊と合流して、一気に片付けろ」
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rina214skt2(プロフ) - アイカさん» あ、あはははは←タイトル、三輪くんの彼女は風間さんの嫁ですに変えようかなwww (2015年9月14日 8時) (
レス) id: e1a54c24f8 (このIDを非表示/違反報告)
アイカ(プロフ) - あれ？三輪君の彼女なのに風間さんの嫁に見えてきたなんでだ？ (2015年9月12日 22時) (レス) id: 0cd967d7be (このIDを非表示/違反報告)
rina214skt2(プロフ) - アイカさん» はっ…！誤字…アイカさんありがとうございます！すぐに修正します！！ (2015年8月25日 1時) (レス) id: e1a54c24f8 (このIDを非表示/違反報告)
アイカ(プロフ) - 武が悪いじゃなくて分が悪いですよー (2015年8月25日 1時) (レス) id: 0cd967d7be (このIDを非表示/違反報告)
rina214skt2(プロフ) - アイカさん» またお話思いついたら書きたいと思います！ありがとうございます＼(^o^)／ (2015年8月12日 14時) (レス) id: e1a54c24f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あめ | 作成日時：2015年8月12日 4時
