猫マネとコムドット

俺の許可を取れ！ ページ4

やまとSide



今日は全員オフの日

たまにはゆっくりするか…とベットの中で携帯をいじる


まず起きてから一番先にすることは、Aのインスタを見ること。何より大事！！



…お、Aストーリーあげてる。



「…はぁん？！」



その内容は『そろそろ一人暮らししよ〜。』
だった…。



許しません。


許しませんよー、俺は。



コムドットのライングループに


「Aが一人暮らし賛成？反対？」


と送りつけた。


多分皆反対だと思うけど…




ﾋﾟｺﾝ




「おっ？」



ひゅうが、「賛成」…。



は？何だコイツ。

一人暮らしが何を意味するかわかってねぇ…




誰かを！！


いつでも！！


そう、夜でも！！


呼べるって事なんだよ！！




こうしちゃいられない、会議を開こう。


コムドット全員集合だ！


オフの日でも今日ばかりは関係ない。これ社長命令。




えぇブラックですとも！！！！！




*

*



皆ブツブツ言いながらも、俺の家に集まった。


…肝心のAは遅刻中。



ゆうま「めちゃくちゃ眠いｴｽ」



ひゅうが「お前どうせAの一人暮らしやめさせようとしてんだべ」



あむぎり「さすがに心配しすぎww」



「いやいやいや、落ち着けお前ら」



ひゅうが「お前が一番落ち着けよ」



ブーブー文句を言うメンバーの中、一人だけ俺の味方と思える奴がいた。


「なぁゆうた」



ゆうた「え？何」



「お前は反対だろ？」



ゆうた「まぁ…」



一瞬何かを考えて、反対だな。と頷くゆうた。

さすが話のわかる子！



ひゅうが「てか何で反対なの？別に良くね？」


ゆうま「そこはAの自由だよ〜。」



「お前ら甘く考えすぎ。よく考えてみなさい」



あむぎり「考えるって？」



「いいか？まずパジャマ姿のAを想像する。」



ひゅうが「で？」



「可愛いだろ？天使だよな？
そのAの隣人が、バカパリピのイケイケだと考えてみろ」



ひゅうが「あぁあぁあ天使が危ない！！」



「ね！？ね！？俺が言ってんのはそういうこと！！」



ひゅうが「どういう事だよバカか。」



…洗脳失敗。


どうして反対派についてもらおうか考えていると
鍵の開く音がした。

Aだ！



てか俺の部屋の鍵持ってる時点で尊い！！

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