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無人島を出てから…つまりシアンが白ひげ船に乗ってから数ヶ月
厳密には5ヶ月の年が過ぎた
人の成長は早いし、それよりも船員の態度の変化が早い
としみじみ思う
「シアンちゃーん！おかえr」
飛びかかって来るサッチの顔面にエースと私の足が入る
シアンは眠いのかウトウトと微睡んでいた
あの人数を相手にしたのだから当然と言えば当然だ
「っテメェら！何すんだよ！」
「すまん、条件反射で」
「ごめん、シアンに触って欲しくなくて」
「っく、サッチさんは、サッチさんはなぁ！悲しい」
悪びれずもせずにサッチに二人して言えばサッチは嘘泣きをする
そこにエースが絡みに行くのを見届けてから能力を使って腕を猫化させて抱き上げる
ふわふわの腕はさぞ寝心地が良かろう
「なんだ、シアンはお眠か？」
ヒョコっと肩越しに聞こえた声にクスリと笑みを漏らす
イゾウとハルタだ
「ええ、あの人数だからね。仕方ないでしょ」
「こうやってみると、シアンってAに似てるよね〜」
「あぁ、乗った時は戦う度に寝てたよなぁ」
からかうように言う彼らを軽く睨む
いつの話をしてるんだ
「あん時のお嬢は可愛かったな」
「まって、聞き捨てならない
私が可愛くないって事？」
「いや、綺麗だよ。お嬢は」
「「うわ出た。イケメン」」
「…Aはわかるがなんでハルタまで顔しかめてんだい？」
苦笑しながらキセルを蒸すイゾウを前にハルタと視線があった
肩を竦められたので私も苦笑を返した
寝息が深くなったシアンを抱え直すと鉄の匂いが濃いことに気づく
まさか、と思ってシアンの体を触診すると傷があることに気づいた
浅いが結構大きい。傷を治すための睡眠か
ていうかなんで気づかなかったんだろう。わたし
冷水をかけられたような感覚に陥る
「どうかした？A？」
訝しげにハルタが覗き込んでくる
「…まあね。ハルタ、マルコって今日医務室にいたっけ？」
「え？うん、居るよ。どっか怪我でもしたの？」
「シアンがね。ちょっと行ってくる」
焦りを押し殺して船内に入った
貧血になってなければいいけど…。
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味噌 - どうなるんでしょうか!?気になりますね！！ (2019年9月15日 22時) (
レス) id: f946edc931 (このIDを非表示/違反報告)
味噌 - これからも頑張ってください〜 (2019年9月11日 6時) (レス) id: f946edc931 (このIDを非表示/違反報告)
味噌 - ｱｱｱｱｱ来るなとは、サッチの悲劇のことです。勘違いされていたらすみません････ (2019年9月8日 17時) (レス) id: f946edc931 (このIDを非表示/違反報告)
味噌 - はい！ぜひ！ ｱｱｱｱｱ来るな････ (2019年9月6日 22時) (レス) id: f946edc931 (このIDを非表示/違反報告)
アイリス(プロフ) - 味噌さん» 長らくお待たせいたしました！あ、作品作ったんですね！暇がある時に見に行かせていただきます (2019年9月5日 19時) (レス) id: 7e8dc5ebed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くるクラ | 作成日時：2019年8月4日 14時
