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それから、外に出ればサンジ以外は外に出て来てくれた
ナミさんの看病係以外は見送ってくれるようだった

「船長さん…いや、ルフィ
短い間だったけど世話になった。一泊の恩はまた会ったら返させてもらう」
「にしし!気にすんなって
ナミのことありがとな!お前も人探し頑張れよ」

少し頭を下げていえばルフィ以外は目を丸くした。当人であるルフィは笑っていう
懐が深い人である。これは仲間が増えるわけだ

「そう言ってもらうと助かるよ
あぁ、もしエースに会ったら伝言を頼んでもいいかしら?」
「?おう」
「『引き返せ、それは私の獲物だ』って」

クツリと笑えば頭上にハテナを浮かべたルフィはそれでも頷いた

「忘れないでね?」
「おう!」
「…こいつは忘れそうだから俺らがその伝言預かる」
「…まあ、ルフィさんだし」
「ルフィだもんな」

念を押せば視線を少し逸らしてルフィが返事をする
それにクルー達が苦い顔をして返答してくれた
めっちゃ助かる

「じゃあ、この辺で
と言いたかったけど最後にもう1つ
大きい船が近づいて来てるから気をつけて」

にっこりと笑ってメリーの船首に乗る
外は快晴。風も心地いい
ログポースと戰斧を持って8枚の羽を出した
準備運動とばかりに動かせば風が巻き起こる

「じゃあ、また会うときは酒でも飲もう!」
「おう!」

片腕を上げて言い放ちトンと軽く蹴れば宙に身体が浮く
翼を勢いよく動かして上昇し、そのまま前方に加速した
ログは正常、航路も安定



さて、彼が逃げる前にたどり着けるといいけどな

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味噌 - どうなるんでしょうか!?気になりますね!! (2019年9月15日 22時) (レス) id: f946edc931 (このIDを非表示/違反報告)
味噌 - これからも頑張ってください〜 (2019年9月11日 6時) (レス) id: f946edc931 (このIDを非表示/違反報告)
味噌 - アアアアア来るなとは、サッチの悲劇のことです。勘違いされていたらすみません・・・・ (2019年9月8日 17時) (レス) id: f946edc931 (このIDを非表示/違反報告)
味噌 - はい!ぜひ!    アアアアア来るな・・・・ (2019年9月6日 22時) (レス) id: f946edc931 (このIDを非表示/違反報告)
アイリス(プロフ) - 味噌さん» 長らくお待たせいたしました!あ、作品作ったんですね!暇がある時に見に行かせていただきます (2019年9月5日 19時) (レス) id: 7e8dc5ebed (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:くるクラ | 作成日時:2019年8月4日 14時

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