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白いはずの肌が赤く染まり、額が驚くほど暑い
玉のような汗が吹き出していて見るからに苦しそうだ
「えーっとウソップさん、ビビさん。湯オケ持って来ていただいてもいい？」
「お、おう！」
「っええ」
「サンジさんは消化に良いものと白湯を。」
「わかった！」
「船長さん、少し相談が」
「おう！」
羽で風を送り少しずつ体温を下げようとする
医務室…と言っても救急箱くらいしかない部屋にナミさんを寝かせる
あまり風を送っても体温を下げ過ぎては死ぬ可能性もある
手加減には十分留意した
「なんだ？」
ナミにチラチラと視線をやりながら落ち着かないルフィ
扉口ではゾロが警戒するようにこちらを睨んだ
「ナミさんは恐らくただの風邪ではない
感染症か或いは害虫か…問題は様々だけどちょっとした診察を行いたいと言っても触診だけだけど。場合によっては医者のいる島に行ったほうがいいと思う」
「…つまり、ナミがヤベェってことだな」
真剣な顔で言ってくる彼にコクリと頷く
「ええ、だから診察をさせてほしい」
「いい「ダメだ」っゾロ？」
乱入して来た声にやはりかと嘆息する
「なんでだよ？」
「んなの決まってるだろ。こんなどっから来たかも分からねぇ
しかも素性も教えねぇ奴に診察させるなんて殺していいって言ってるようなもんじゃねぇか
俺は反対だぞ」
「でもコイツしかナミの状態分かんねぇんだろ？なら任せるしかねぇじゃねぇか」
「っあのなぁ、ルフィ！こいつを信用できねぇって言ってんだぞ？！」
「俺は信じられる。お前も変な事しねぇだろ？」
怒鳴るゾロにどこか飄々とルフィが答え、こちらに真っ直ぐな視線を向けた
その目を見てふと思う
…ああ、こいつは間違いなく
この視線は裏切れない
「私の矜持に誓って診察すると誓う
なんなら何かしたと思った瞬間に首を落として貰って構わない」
「ニシシシ、おう！」
「Aさん！湯オケ持って来たわよ！」
「ありがとう、男性は出てってくださいな
ビビさんはここに」
愉快そうに笑ったルフィと対照的にゾロがため息をつく
それと同時に駆け込んできたビビに礼を言いつつ診察を始めた
原因はほぼ分かってるけどね
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味噌 - どうなるんでしょうか!?気になりますね！！ (2019年9月15日 22時) (
レス) id: f946edc931 (このIDを非表示/違反報告)
味噌 - これからも頑張ってください〜 (2019年9月11日 6時) (レス) id: f946edc931 (このIDを非表示/違反報告)
味噌 - ｱｱｱｱｱ来るなとは、サッチの悲劇のことです。勘違いされていたらすみません････ (2019年9月8日 17時) (レス) id: f946edc931 (このIDを非表示/違反報告)
味噌 - はい！ぜひ！ ｱｱｱｱｱ来るな････ (2019年9月6日 22時) (レス) id: f946edc931 (このIDを非表示/違反報告)
アイリス(プロフ) - 味噌さん» 長らくお待たせいたしました！あ、作品作ったんですね！暇がある時に見に行かせていただきます (2019年9月5日 19時) (レス) id: 7e8dc5ebed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くるクラ | 作成日時：2019年8月4日 14時
