親父ぃ！空から女の子が！！ 4

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4枚の翼を操りながら空中散歩を楽しむ
大きな羽を大きめに動かし、残りの羽を細かく動かしホバリングする
更に足で空中を蹴って進めば、空中散歩の出来上がりだ

ポカポカ日和と相まってサンドイッチも美味しい
鼻唄を歌いながら空で踊り回る
ちゃんとログポース見て進んでますよ？ご心配なく

あぁ〜！順風満帆だ！帆はないけど！！




なんて思ってた時期もありました



「おい！なんで当たんねぇんだ！？」
「しらねぇよ！！」

「なぁんでこんなになってるのかなぁ」

頰に手を当てて空中に腰を下ろし足を組む
スカートの中？タイトワンピースでありますし、足くび丈なので心配ご無用ですよ〜
スリットって素晴らしい

さてさて、脱線したけど
現在、私は海賊船に襲われている
と言っても名前も知らない海賊で、覇気も知らないようなぽっと出の海賊だ

「くそ！卑怯だぞ降りてこい！！」

汚く罵る船長と思しき男にフッと嘲笑を浮かべる
面白いので足を解き高度を落とす

「卑怯ねえ？海賊ってそういうものじゃない？」
「っ撃てぇ！！！」

号令とともに大砲が撃たれる

「ははっ！砲弾なんて効かないし当たらないよ？」
「クソ馬鹿にしやがって！」
「惜しい、馬鹿にしてるんじゃなくて遊んでるんだよ」
「なっ、ふ、ふ、ふざけるなっ！
俺は！俺は9400万ベリーの赤目のジャノルだぞ！？」
「…9400万ベリー？君が？え、弱くない？本当に9000万？」

驚いて聞き返せばジョルノと名乗った男は怒りから顔を真っ赤にした
煽り甲斐のあるやつで面白い
ただ、そろそろ進まなければ
この海域には海軍がいる

「馬鹿にするなぁぁぁああああ！」

怒号を上げながらジョルノは銃を撃つ
何か嫌な気配がして戰斧で全部打ち返した
すると鉛玉は倍の大きさになり、船へと直撃する

一気にあわだたしくなった船に哀れみの視線を向ける
船長がアホなばっかりに沈むのだこの船は

…そうだ！小遣い稼ぎをしよう！
丁度海軍船もあるじゃないか！

空中を蹴って進みジョルノに回し蹴りをする
吹っ飛ばされた彼を追い見れば気を失っていた
やはり賞金だけが運良く上がった男だったらしい
船長のいない船はゆっくりと海中に沈んでいく

男の首を掴み匂いのする方へと進む

いざ行かん！海軍船！そして金ヅルへ！！

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