【ヒロアカ×刀剣乱舞】轟家の失敗作少女の個性は"刀剣乱舞" (ページ21)

今日:9 hit、昨日:9 hit、合計:203,996 hit

第19話ページ21

時が流れ、雄英体育祭当日。

USJで敵(ヴィラン)が襲撃してきたので、1年のステージを警備しろ。と、言われたので、今1年のステージの外にいる。

『髭切、膝丸、鶴丸国永、鶯丸、太鼓鐘貞宗、薬研藤四郎。顕現せよ。』

桜の花びらが舞い、刀剣男士が顕現した。

「「ご命令を。主。」」

『薬研は保健室でリカバリーガールのサポート。それ以外はステージ内の警備。

私は大体外にいる。

行動開始！』

「「御意！」」

刀剣男士たちはそれぞれの場所に散っていった。

私は本丸から持ってきた布をつけた。

この布は顔を隠すためだ。

別に時の政府としては顔バレしても問題は無いのだが、人によっては顔バレしたくない人もいるのでそこら辺は自由だ。

本当は山姥切国広の古い布を貰おうとしたら、

歌仙「主はもっと風流な布を着るべきだ。」

と言われて、白い布に薄く桜が描かれている布を押し付けられた。

『汚すし、凍るからいい』

って言ったら、めっちゃ怒られた。

シンプルだからいいんだけど。

鶯丸「なんだ主、山姥切国広みたいじゃないか。」

『鶯丸。私はステージ内の警備をしろって言ったよな。』

鶯丸「細かいことは気にするな。」

『はいはい。』

鶯丸「なんで主は山姥切国広みたいに布を付けているんだ？」

『顔バレしないようにだ。

別にメディアが嫌いな訳では無いが、注目が集まると動きづらくなる。』

鶯丸「そうだな。」

太鼓鐘【「主！第1種目目の障害物競走が始まったぜ！」】

【『そうか分かった。』】

『鶯丸。競技が始まった。警備に戻りなよ。』

鶯丸「そうか。主、今度の休み、茶会をしよう。」

『そうだな。』

鶯丸はステージ内に行き、私は布を頭に被せた。

『本当はこんな依頼受けたくなかった。

あのクソ親父に会う可能性があるからだ。』

私は近くのベンチに座った。