【ヒロアカ×刀剣乱舞】轟家の失敗作少女の個性は"刀剣乱舞" (ページ14)

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第12話ページ14

焦凍 side

マスコミ騒動があった次の日。

午後のヒーロー基礎学は学校から少し離れた場所でやると言われた。

マスコミのこともあり、特例なのか相澤先生、オールマイト、あともう2人の四人体制で行うらしい。

俺はクラスメイトと一緒にバスに乗って、訓練所に来た。

USJの中にはスペースヒーロー13号と、壁に寄りかかるようにして赤髪の少女がいた。

その赤髪の少女は失踪した俺の双子の妹のAにとても似ていた。

切島「すっげぇ！USJかよ！」

13号「水難事故、土砂災害、火事、etc。

あらゆる事故や災害を想定し、僕が作った訓練場です。その名もウソの災害や事故ルーム(USJ)。」

緑谷「スペースヒーロー「13号」だ！

災害救助でめざましい活躍をしている。紳士的ヒーロー！」

麗日「わー、私好きなの13号！」

13号「えー始める前にお小言1つ2つ、3つ、4つ....」

焦凍(「増えてる。」)

13号「皆さん、ご存知だとは思いますが、僕の個性はブラックホール。どんなものでも、吸い込んでチリにしてしまいます。」

緑谷「その個性でんどな災害からも＿」

『悪いが、おしゃべりはそこまでだ。』

赤髪の少女が13号先生の話を遮ってきた。

緑谷「何を言って。」

パチン

赤髪の少女が指を鳴らすと、地面に刀が何本も刺さり、桜の花びらが舞った。

桜の花びらが晴れると、そこには21人の刀を携えた人達が立っていた。

「「主、馳せ参じました。」」

峰田はピンク色の髪の人を見て驚いている。

『相澤先生、生徒を1箇所にまとめろ。』

相澤「わかった。」

赤髪の少女が指示を出していると、セントラル広場に黒いモヤが発生し、各エリアに青い雷が落ちた。

『チッ。来やがったのかよ。』

黒いモヤからはどんどん敵(ヴィラン)が出てくる。

『セントラル広場には敵(ヴィラン)のみ、各エリアは時間遡行軍のみか。予定どうり、鶯丸、大包平、博多以外の子らたちは各エリアに行け。』

「「了解。」」

すると、緑髪の人、赤髪の人、金髪の人以外は飛んでいった。

『鶯丸、大包平は生徒の護衛。博多は校舎まで走れ！』

鶯丸「拝命した。」

大包平「わかった。」

博多「了解したばい。」

金髪の人はUSJを出ていき、緑髪の人と赤髪の人は俺たちの前に立った。

『さて、こっちも動くか。』

赤髪の少女は右手で、十二面体の氷塊を作り、それをセントラル広場に向けて投げた。

バゴーン

地面に当たると、爆豪の個性でも無理な爆発が起きた。

『さあ、始めよう』