正しいストーカーの追い払い方【摂津万里】

正しいストーカーの追い払い方 ページ4

万里「A、これ」

貴女「開けてもいい？」

万里「いーよ」

貴女「！！

これって、さっきの私が諦めた」

万里「欲しかったんだろ？星型のネックレス」

貴女「！

いいの？」

万里「Aに付けて欲しくて買ったんだから当たり前」

貴女「ありがとう」

万里「A、午後はどうする？

どっか行きたいとことかあるか？」

貴女「海、見たいなぁ」

万里「おっけ、よしみなとみらいいくぞ」

貴女「ヒプマ」万里「なんか言ったか？」貴女「イイエナニモ」

万里「時間かかるしそろそろ行くか」




貴女「海、綺麗」

カモメが鳴く声に海の音

万里「そうだな」

貴女「でも少し寂しいね」

万里「？」

貴女「この時間がいつまでも続くわけじゃないでしょ？いつか必ずさようならをしなきゃいけないから」

万里「じゃあ、さようならをしなくていいようにするか」

貴女「え？」

万里「10年後も20年後も100年経っても2人で一緒に来ればさようならしなくていいだろ？」

貴女「なんだかプロポーズみたいだね」

万里「俺と結婚はしたくないのか？」

貴女「私、これから先万里以外と付き合うつもりないから大丈夫だよ」

万里「俺もA以外に人を好きになることって無い」

貴女「ねぇ、万里ってさいつから私のこと好きだったの？」

万里「中１の夏」

貴女「！

じゃああの時、私と万里は両想いだったんだ」

万里「マジかよ」

貴女「私、かなり寄り道した」

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