ロジャーの母は麦わらの一味二【ONEPIECE】 (ページ6)

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この騒ぎを聞きつけて、寝転んでいたルフィが「ナミ、何かてつだおうか？」と呑気に声をかけて、ナミは「あんたに関係ないっ！！！さっさと島から出てって！！！」と怒鳴ると、全速力でアーロンパークへと走り出した

気がおかしくなる程の怒りに身を震わせたナミは、アーロンに飛び掛って、わめいた

ナ「アーロン！！！どういうこと！！お金の上の約束は死んでも守るんじゃなかったの！！？」

するとアーロンはナミの頭をその大きなヒレのある手で鷲掴みにすると「おれが、約束をいつ破った！？言ってみろ！！シャハハハハ」と高笑いを響かせた

8年前に絶対に泣かないと誓っていたが、アーロンの非情な支配に、裏切りに、絶望に、悔しさに涙が止まらなかった

アーロンに首を掴まれて泣くナミに、アーロンは、笑いながら非情な言葉をかけた

ア「それは災難だったが、約束は約束だ。また1億貯めるか、ここから逃げ出すか。ただし、その時はココヤシ村の全員は、お前の為に殺されることになるがな！！」

彼女はアーロンの言葉に驚き、恐怖を感じて逃げ出そうとした。しかし、そこに現れたルビーに止められた。

「なんで！！！」と彼女は叫んだ。

「アーロン、この村を支配するのはやめなさい！どうして自由を奪うのですか？人間を嫌うのですか？」とルビーが問いかけた。

アー「同じ種族なら分かんじゃねぇのか！痛みがよ」と言い返した。

ルビーは怒りを露わにし、「ええ、分かりますよ！アーロンお辞めにならないのなら、あたくしが貴方を始末します！いいですね」と言った。

アー「構わねぇよ！せいぜい人間共を守んだな」と答えた。

「守ります！この命に変えても、ナミやこの村を！」とルビーは宣言した。

そう言われた時、彼女はさっさと駆け足で村の方へ向かった。