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花宮side
「まず、問題なのは雪村のハイスペックさだよねぇ」
「だが、花宮もそこそこ高スペックだと思うが」
「まぁ、確かにね。でもさ、性格これじゃん。
猫かぶってる時の花宮の方が
よっぽど雪村っぽいってもう重症じゃん」
「「「まぁ...」」」
「テメェらなッ..(黒笑」
「ってことでー
雪村みたいにAちゃんに接してみればよくね?」
「っざけんなッ、んな面倒臭ぇこと誰がやるかッ!」
「いいのー?Aちゃんに飽きられてもー」
「うっ..」
「だから、ねー?いいからちょっとやってみなよー」
「はぁ..」と、溜息を吐き俺はAの方に足を向けた。
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ニコッ
「山田さん、今日の髪可愛いね^^
とても似合ってるよ。そう言えば、
そろそろ山田さんの誕生日だよね。
その日、空いていたら一緒にどこかに行かないか?」
「...」
瀬戸side
「うわ..めっちゃ空振るってるよ..」
「相変わらず、花宮の猫被りはすごいな..
花宮の性格を知らない奴が見たらこれは騙されるな」
「俺、最初これ学校で見た時、正直ビビったわ..」
俺達は花宮と山田達から少し離れた場所で
花宮の猫かぶった様子を陰から覗いていた。
「..というか、これ失敗だよね..
山田、すごく不思議そうな顔してるよ..」
「だね...」
見ている先では花宮が猫を被って話しかけ、
明らかに山田は不思議そうな顔で花宮を見つめていた。
それを見て原はお腹を抑え笑え転げて見ている。
「お前、こうなるの知ってて行かせただろう..」
「まぁね、でも瀬戸もわかってたでしょ?」
「はぁ?なんでだよっ」
「だってさー、普通に考えて花宮と真面に付き合える子だよ?
確実に花宮の性格知ってて付き合ってる子でしょ
それなのにいきなり猫被りで話しかけて来られたら
一発で”何やってるんだろう”って
目で見られるに決まってんじゃん」
「じゃあなんで行かせたんだよっ」
「え?そんなの面白そうだったからに決まってんじゃん^^」
「後で花宮に殺されても知らねぇぞ...」
「..おい、花宮がこっち見てるぞ;」
「え、マジ?」
「あぁ..」
「やべぇ...俺たち死んだな..」
その後、俺達は練習量を倍にされたうえに
外周100周走らせれ、
花宮のお説教タイムを3時間ほどくらった。
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なっちゃん(プロフ) - オワッチャッタノ?コレ (2017年4月15日 23時) (レス) id: b1752df137 (このIDを非表示/違反報告)
れもねーど - 山田。さんの作品本当大好きです!これからも頑張ってください!! (2016年10月10日 22時) (レス) id: cffe2fe689 (このIDを非表示/違反報告)
アイリ - コレデ、終わりですか!? (2015年8月25日 19時) (レス) id: 4eb2705fc9 (このIDを非表示/違反報告)
紗絢(プロフ) - 頑張れー! (2015年8月6日 11時) (レス) id: 4a4207027a (このIDを非表示/違反報告)
山田。(プロフ) - 杏子さん» ありがとうございます^ ^頑張ります^ ^ (2015年1月28日 7時) (レス) id: 6a0ff993b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:山田。 | 作成日時:2014年11月19日 8時