006話 ページ7
柊「そうだな……それなりの裁きは受けてもらうかな。ちなみに、A……藤枝は話し合いには参加しない。運悪く巻き込まれただけだからな。
Let's think」
私は、みんなの鞄やケータイが入った袋をひとつ持ち、
先生に手を引かれ美術室に入った。
すると、すぐにさくらが後を追って美術室に入ってきた。
茅野「どうして私なんですか」
『確かに』
柊「茅野は景山と友達だったよな」
茅野「あたしなんか友達じゃありません」
『さくら？なんでそんなこと言うの』
茅野「自 殺するちょっと前に手紙もらって……そこにも書いてありました」
柊「なんで手紙だったんだろうな」
『確かに、今ドキ珍しいね。LINEとかもあるのに』
私と一颯先生を見たさくらは黙って目線を泳がせる。
答えられないから。
柊「とにかく他の誰でもない。お前が答えるんだ。」
そう言って先生は私を連れて美術準備室に入った。
さくらが教室に戻るのを確認した先生は、ケータイや鞄の入った袋をロッカーに入れながら話し出した。
柊「もういいぞ、名演技だったな」
『そりゃぁ、どうも……んで、この子たちは逃げるための話し合いをするってわけか』
柊「みたいだな。A、血糊を用意しといてくれ」
『はいよ、血糊血糊』
私が血糊を探していると、馬鹿みたいに窓に向かって騒いでいる教室に放送を入れている。
柊「助けを呼ぼうとしても無駄だよ。その窓ガラスは、外からだと中が見えないようになっている。」
諏訪《なんでうちらのことが》
逢沢《あっ、これ！！》
私は血糊を探し終わり、喋らないように注意しながらモニターを先生と一緒に見る。
ただいま、逢沢君に指をさされいているコレです。
茅野≪カメラ……≫
柊「みんなのことはよーく見えるよ」
諏訪≪……ﾁｯ≫
柊「はい、諏訪。その舌打ちは何に向けてかな。……あ、ちなみにこのカメラは高いから、壊したらペナルティーだぞー」
放送を切った直後、先生のケータイに電話がかかってきた。
一颯先生とゆっくり話す暇もくれないのか、この人たちは。
先生のケータイ画面を見ると“武智大和”と表示されていた。
柊「A、もう少し静かにしててね。……はい、柊です。」
武智≪柊先生！？いまどこですか？生徒は無事ですか？3年C組の藤枝さんもいないのですが……≫
焦っている武智の声がスピーカーにしてなくても聞こえてくる。
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唯颯(プロフ) - LOVEさん» 私の誤字だと思います。ご指摘ありがとうございます。 (2021年2月17日 16時) (
レス) id: f647fc3f6b (このIDを非表示/違反報告)
LOVE - 29話の「教師と先生」って一緒ですよね？ (2021年2月17日 12時) (レス) id: ebb56eccf7 (このIDを非表示/違反報告)
唯颯(プロフ) - 柊一颯LOVEさん» いえ、大丈夫ですよ。こちらこそ、申し訳ありませんでした。 (2020年1月22日 20時) (レス) id: 40f3f22d26 (このIDを非表示/違反報告)
柊一颯LOVE - 唯颯さん» 唯颯さんと涼紅さんと同じ人物の人に酷いコメントを書いてしまってすみませんでした私は唯颯さんと涼紅さんと同じ人物の人に酷いコメントを書いてしまった事を物凄く深く反省をしています本当に申し訳ございませんでした(T△T) (2020年1月19日 23時) (携帯から) (レス) id: 0760400581 (このIDを非表示/違反報告)
柊一颯LOVE - 唯颯さん» 私は貴女涼紅さんと唯颯同じ人物の人だと分かっていたけど信じられません(怒)貴女唯颯はご迷惑お掛けしましたと思っているんですか(怒)私は貴女涼紅さんと唯颯同じ人物の人でもいい迷惑でした(怒) (2020年1月16日 18時) (携帯から) (レス) id: 0760400581 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：唯颯 | 作成日時：2020年1月10日 14時
