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027話 ページ28

宇佐美「プライドズタズタにされて、言いようのない怒りが沸いて許せなかった。

だから、あいつの後を付け回して、あいつの物を壊して、あいつを追い詰めた。
自分でももう抑えられなかった」

『それでフェイク動画を撮ったの?』

宇佐美「撮ったのはあたしじゃない!あの動画が入ったDVDがあたしの鞄の中に入ってたの。

あたしはそれを利用して投稿しただけ……澪奈を陥れるために」

茅野「なんでそんなことしたの。澪奈はあなたのこと」

宇佐美「うっさい!!!あんたは黙ってて!!」

茅野「文句あるなら私に言えばよかったじゃん!私に近づくなって言えばよかったじゃん!」

宇佐美「言ったら離れてくれたわけ!?」

茅野「離れたよ!!」

宇佐美「嘘つくなよ!!」

茅野「嘘じゃない!!

離れたよ!!……澪奈が生きててくれるならっ、離れたよ」


澪奈の死の真相が少し分かった私は、自分の無力さを感じながら

宇佐美さんとさくらのやり取りを聞いていた。


柊「宇佐美、お前は景山にしたことが自分にされたらどんな思いをするのか、考えたことあったか?」

宇佐美「説教ー?」

柊「そうだ、説教だ。2度とこんなことにならないようにな」

宇佐美「うるさい!!!」

柊「逃げるなぁ!!!」


隣からの突然の大声に目を見開きながらも

私は涙をこらえながら先生を見つめた。


柊「そうやって大声で拒絶して、誰の声にも耳を貸さずに生きてきたんだな。

そのせいで、あんな馬鹿な真似をしても何も感じなかったんだな。」

宇佐美「なんであんたにそんなこと言われなきゃいけないの?」

柊「俺は、お前の教師だからだ。お前を正しい道に導く義務がある」

宇佐美「ふざけんな!!今まで何にもしてくれなかったくせに!!!」

柊「そうだ、だからだよ。だから、今、この瞬間に、お前たちの教師になるためにここにこうして立ってるんだ」


私を含めてみんなが宇佐美さんと先生のやり取りを静かに

真剣に聞いている。

他人事じゃない。宇佐美さんにだけじゃない。これは、みんなに語りかけられていることだから。

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設定タグ:3年A組 , 菅田将暉 , 柊一颯   
作品ジャンル:タレント
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唯颯(プロフ) - LOVEさん» 私の誤字だと思います。ご指摘ありがとうございます。 (2021年2月17日 16時) (レス) id: f647fc3f6b (このIDを非表示/違反報告)
LOVE - 29話の「教師と先生」って一緒ですよね? (2021年2月17日 12時) (レス) id: ebb56eccf7 (このIDを非表示/違反報告)
唯颯(プロフ) - 柊一颯LOVEさん» いえ、大丈夫ですよ。こちらこそ、申し訳ありませんでした。 (2020年1月22日 20時) (レス) id: 40f3f22d26 (このIDを非表示/違反報告)
柊一颯LOVE - 唯颯さん» 唯颯さんと涼紅さんと同じ人物の人に酷いコメントを書いてしまってすみませんでした私は唯颯さんと涼紅さんと同じ人物の人に酷いコメントを書いてしまった事を物凄く深く反省をしています本当に申し訳ございませんでした(T△T) (2020年1月19日 23時) (携帯から) (レス) id: 0760400581 (このIDを非表示/違反報告)
柊一颯LOVE - 唯颯さん» 私は貴女涼紅さんと唯颯同じ人物の人だと分かっていたけど信じられません(怒)貴女唯颯はご迷惑お掛けしましたと思っているんですか(怒)私は貴女涼紅さんと唯颯同じ人物の人でもいい迷惑でした(怒) (2020年1月16日 18時) (携帯から) (レス) id: 0760400581 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:唯颯 | 作成日時:2020年1月10日 14時

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