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#2重なる疑問 ページ2

「っ……。」


目を覚まし。ゆっくりと瞼を開ける。


すると目の前には赤い天井にぶら下がる豪華なシャンデリア。


意識が朦朧とする中微かに聞こえる話し声


男性の声。複数人いる。


ふわっと臭う薬品の臭い。


柔らかいベッドの感触。


「あ…」
声が思うように出ない。


少しずつ意識が戻ってくる。


すると急に声をかけられた。


?「目覚めたんだね。調子はどうかね?」


「っ…!?」


?「やはり声は出ないようだね。それもそうだろう。なんせ君は約3週間眠っていたのだから。」


また、別の人が話し出す。


?「森さんきっと彼女が知りたいのはそこじゃなくて、此処が何処か我々が何者なのかじゃない?」


はぁと呆れたように綺麗な顔立ちの男性は言う。


森「分かっているよ太宰くん。申し遅れてすまないね。私は森 鴎外。ここポートマフィアの首領を務めさせてもらっている。」


マフィア……?
え、私なんでこんな人達に絡まれてるの?


混乱する中森 鴎外と名乗る人は話を続け


森「私の後にいるのは私の部下だよ。何、マフィアだからと言って無意味に人を傷つけはしない。」


この人の言ってることが本当かどうかなんてわからない…。隙を見計らっているのかもしれない。


森「単刀直入言おう。結城Aくん。ポートマフィアの一員になる気はないかね?」


……え?意味が分からない。
私が一員?一般人の私が?というか名前。
何で知っているの?


森「君はね、ここに来る前の2週間と4日間
溜め込んでいた異能力を暴れさせていた。その結果このヨコハマでは異常気象が続いた。
君の異能力『氷壁』によってね。」


異能力?
何それ。
私のせいで異常気象てどういうこと?


森「詳しい事は太宰くんから説明してくれるだろう。」


そう言うと後ろにいた太宰と言われる人は1歩前に出て、


太宰「君の事は知り合いに協力して調べさせてもらったよ。
だから、君の名前を知っているんだ。もちろん生年月日もここに記載されている。」


そう言って私の個人情報が載っている紙を見せてきた。


太宰「君は産まれたときから異能力者であった。それが分かったのは君が産まれた時だ。君の誕生日は8月3日。つまり夏だ。でも君が産まれた瞬間夏空から冬空へ変わったんだ。
そして、君の家。結城家は過去に異能力者によって大きな被害を受けた経験がある…」

#3私の知らない私→←#1悪夢



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設定タグ:中原中也 , 文スト , 双黒   
作品ジャンル:恋愛
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るー(プロフ) - 銀桜さん» 以前もコメントして頂きありがとうございます!頑張りますね! (2019年8月26日 0時) (レス) id: 89aa0da9a9 (このIDを非表示/違反報告)
るー(プロフ) - 土曜日更新できなくてすみません!バイトが忙しく土曜日の更新は難しいです……。その分日曜日更新できるよう頑張ります! (2019年8月25日 1時) (レス) id: 89aa0da9a9 (このIDを非表示/違反報告)
銀桜(プロフ) - え…夢主ちゃんも中也も可愛すぎる…続き楽しみです。更新頑張ってください! (2019年8月24日 0時) (レス) id: 1194b2a018 (このIDを非表示/違反報告)
るー(プロフ) - 降夜さん» わぁ!毎日も見て下さりありがとうございます!とても嬉しいです!更新頑張ります! (2019年8月21日 16時) (レス) id: 89aa0da9a9 (このIDを非表示/違反報告)
降夜 - 毎日見てます!面白い。更新頑張って下さい! (2019年8月20日 20時) (レス) id: 03f6bf06e7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:るー | 作成日時:2019年8月19日 1時

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