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『えっ?』

佐「この世に好きになったらいけない人なんておらん。そりゃあその人に相手がおるなら身を引くべきやとは思うけど、"好き"って気持ちをもつこと自体は罪にならへんからな」














それほど歳が離れてる訳やないのに
晶哉くんがとても大人に思えた
















『……なんや、晶哉くんのわりにええこと言ってんの腹立つ』

佐「はぁ!?人がせっかく授業をしてあげたというのに!」

『うそだよ。ありがとう晶哉くん、こんな話聞いてくれて』

佐「別に…気になってたから連絡しただけやし」

『あ、そういえば私に聞きたいことって何やったん?』

佐「あぁ、実はさっき正門くんから連絡きたんよ」

『正門くんから?』

佐「"さっきAと会ったんやけど様子がおかしかった。晶哉は何かしらん?"って」










少しでも心配してくれているのだと知って嬉しい気持ちになる私は本当にチョロい











『そうやったんや…』

佐「さっきまでの話は正門くんに伝えんから安心し?」

『うん、ありがとう』

佐「あと、次会った時にどんな理由でもええからちゃんと正門くんと今夜のことについて話すように!もう俺ら見てる側は2人見とるともどかしくて仕方ないんやからな!」

『え?もどかしい?何で?』

佐「いや、ちゃうちゃう、間違えたわ、こっちの話やから!じゃあな、おやすみっ!」










そう言うとガチャッと音がして電話が切れた。


(なに、あの慌てようは…気になるやん)












晶哉くんのことも気になってはいたが、正門くんに次会う時どう話をすればええか考えるのに必死で自然とそのことは忘れていった。



















正門くん、覚悟しときっ!(←?)

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タピミル(プロフ) - 更新待ってます! (2022年9月5日 2時) (レス) @page16 id: ee2a92e956 (このIDを非表示/違反報告)
HIKARU(プロフ) - 続きが気になります (2022年8月30日 1時) (レス) @page15 id: 274ae1ab60 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:えいり | 作成日時:2022年1月16日 21時

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