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「良規どしたん?あれ、この子ってもしかして同じグループの!?」

正「そうそう、姫野A」

「可愛ええ子やな〜スタイルもええし、ってか良規と背変わらんやん!?」

正「俺が背低いって言いたいんやろ」

「大正解(笑)」








自分の中で黒い感情が湧き出てくるのを実感した
悲しいのか、怒っているのか、情けないのか、自分でも分からん






『…いつからですか?言ってくれれば良かったやないですか』





こんなこと言いたい訳やないのに勝手に口から出てきてしまう






正「え、何が?ごめん俺なんかやらかした?」






見たことのない私の姿に動揺しとるんやろう





正「どしたん?何かあった?」

『いえ、、すみません…なんでもないです』





これ以上こんな自分を見せたくない

そう思ってその場から走り去った





正「A!」






私を呼び止める声が聞こえたけど、あんなに楽しそうに彼女と話す姿をこれ以上見られない









少し走ったあと、落ち着きを取り戻すためにまたイヤホンをつけて歩き出した。


曲をランダムにしたのに、またあの曲が流れ出す。









❋❋❋
今日、あなたを見つけた時
嬉しくて嬉しくて一人舞い上がっていた
隣に笑顔の理由が
あったって気付くまで最高の気分だったの

「いつから?知らなかったよ。言ってくれたら良かったのに」
震えてた私の声 「どうしたの?何かあったの?」
理由なんて言えない それが

片想い 傷ついても ただ一人で飲み込むだけ それが
片想い 勝手に始まって終わる あなたに知られないまま
❋❋❋










「あなた想い」の歌詞



















『似すぎですよ……』












自然と涙がこぼれた

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タピミル(プロフ) - 更新待ってます! (2022年9月5日 2時) (レス) @page16 id: ee2a92e956 (このIDを非表示/違反報告)
HIKARU(プロフ) - 続きが気になります (2022年8月30日 1時) (レス) @page15 id: 274ae1ab60 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:えいり | 作成日時:2022年1月16日 21時

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